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東京大学生産技術研究所70周年記念企画展@国立新美術館 2018年12月9日(日)

【展示室3B】で開催の本展は、
残念ながら本日が最終日

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それもあってか館内は凄い混雑になっている訳だが、
はっきり言って展示内容に比してこの人の入りは異常。

なにかのメディアに取り上げられたのかもね、と
思わぬでもないくらい。


「もしかする未来」
「工学×デザイン」
の二つのサブタイトルが付き
同研究所で今まさに進行中のプロジェクトの幾つかと
過去の成果の何点かが展示されている。

勿論その中には、お子様が喜びそうな動く物体、或いは
例によってインスタ映えしそうな諸々が並んではいるものの、
総じて言えば地味な部類の展示の方が多いんじゃないか。


もっとも、自分にとってみればそれこそが来場の眼目で
気になるプロダクトが二つほど目に付く。

そのうちの一つが、視線で行動を予測する仕掛け。

しかし実際の展示は、
目で見て
手を動かす
内容になっており、ややの羊頭狗肉

視線を向けるだけで、機械が作動するようにして欲しかった。

なので体験者の多くは、首を傾げ傾げして
その場を後にする。

背後から見ている自分も同様の心持ち。


館内にもっと説明員を配した良かったのではと思わぬでもない。