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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

シェル美術賞展2018@国立新美術館 2018年12月22日(土)

一般の入場料は400円も
各所に置かれている招待券さえ入手すれば
無料で入場可能。

また、同館で開催されている特定の有料展の半券でも可なので
場内はそこそこの入りとなっている。


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展示は過去受賞者の近作が並ぶ”アーティスト・セレクション”及び標題展。

特に前者では『菅亮平』の作品が目に入る。

真っ白な部屋を題材にした「White Cube」が直ぐに想起されるけど、
今回はそこに茶色のドアが存在。

出口の見えないラビリンスとは異なり、
それは外へと繋がっているのかも、との
想いを抱かせる。


後者は計五十四名の作品が並ぶ。

受賞作は何れも自分の嗜好とはかなり異なっているものの、
入選作の中には好みの数枚が。

『森本由貴子』の〔ブレーメン、ツアー中〕とか
山本真矢』の〔彼女が見ているものは、結局あなたとは違う。〕とか
『安田知司』の〔0.631ppi_33〕とか
『平松絵美』の〔月が鏡になればよい〕
等が代表例。

その外にも幾点かがあり、
今回は好き-好きでないの振れ幅が随分と大きいな、と独りごちる。