封切り五日目。
席数121の【シアター3】の入りは二割ほど。
平日の朝の回の為か
おじさん・おばさんがやたら多い。
おじさん・おばさんがやたら多い。
なんだかんだでこの層にも、こ~いった
胸が締め付けられる青春モノのニーズって
あるんだねぇ。
胸が締め付けられる青春モノのニーズって
あるんだねぇ。

身長は低いし、ややずんぐりの体型は
まるっきり王道のアイドル路線。
まるっきり王道のアイドル路線。
無表情が強制されている本作でも
表現も豊かで観ていて飽きない飽きない。
表現も豊かで観ていて飽きない飽きない。
なんとなれば、人生をやり直す主題も
相当に手垢が付いている。
相当に手垢が付いている。
それでも思わぬ展開は用意されているし、
なによりも切なくなるエピソードがたっぷりと展開される。
なによりも切なくなるエピソードがたっぷりと展開される。
先に述べた様に軸となるプロットと
一年限りのシバリはありきたり。
一年限りのシバリはありきたり。
しかし、それを生かすために
高校三年生の4~3月に舞台を設定したことが
一番の成功要因で、
今日の客層の人々は特に、幾つもの想いを抱えているハズ。
高校三年生の4~3月に舞台を設定したことが
一番の成功要因で、
今日の客層の人々は特に、幾つもの想いを抱えているハズ。
それを珠玉にも似た美しいカタチで掬い上げ、
目の前に提示された日にゃ~、あなた、も~
うるうるモンですぜ。
目の前に提示された日にゃ~、あなた、も~
うるうるモンですぜ。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
幾つか首を傾げる挿話はあるけれど、
全体的には破綻してないので、余裕で目をつぶる。
全体的には破綻してないので、余裕で目をつぶる。
その日、その月、その一年を
後悔せずに生きるのって、当たり前だけど難しい。
後悔せずに生きるのって、当たり前だけど難しい。
それでも、できるだけそれを減らして行くべしとの
エールだと、おぢさんは受け取った。
エールだと、おぢさんは受け取った。
たぶん人生幾つになっても、まだまだこれからって
思うのが大事なんじゃなかろうか。
思うのが大事なんじゃなかろうか。