RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

ミッション:インポッシブル/フォールアウト@109シネマズ木場 2018年8月10日(金)

封切り八日目。

「IMAX」での鑑賞。

席数317の【シアター2】の入りは三割ほど。


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例えば『バスター・キートン』、
例えば『ジャッキー・チェン
(日本でも『エノケン』の例があるけれど
作品を含めて目にしてなくてあくまでも伝聞なので)、
カラダを張ってスタントを自ら演じる俳優はそれだけでもう尊敬の眼差し。

で、本作の主人公『イーサン・ハント』を演じる『トム・クルーズ
御年六十も近いのに走るわ飛ぶわの八面六臂の活躍。

オマケにかなり危険なシーンまでをも
自ら務める張りきりっぷり。

自身が制作にも名を連ねていることからも判るように、
本シリーズについては並々ならぬ入れ込み状態なのだろう。

なので回を増すごとにその危機の度合いもエスれレーション。
勿論、ハラハラドキドキのメーターも最初っから最後まで
レッドゾーンに入りっぱなし。

先に挙げた二人の時代よりも、更に計算づくであるとはいえ、
やはり驚嘆の度合いに遜色はない。


お話しの進行自体は、騙し・騙され、
裏切り・裏切られの毎度ながらの進行は
そのうち幾つかは帰結が予想されてしまうもの。

まぁ、そうそう新しいカラクリを思いつくものでもないから、
それらは単純に自分の想定が当たったよ~、と
軽く胸を張れば良いだけのコト。


ここでは『ハント』の人間臭さのエピソードに
うるっと来て(ある意味、甘ちゃん、とも言うが)、
アクションシーンの撮り方に手に汗握るのが正しい鑑賞法。

時として、事前のユーモアーさえ感じさせるそれは
今回は特に、高さを感じさせる場面が秀逸。

高所については、元々生理的に受け付けない人が多い訳で、
それを異なるシーン・手法でイヤと言うくらいに魅せてくれる上に
そのバリエーションの多さにも感心する。


評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。


本作では主人公の過去の清算
主要な人物の交代の挿話も盛り込まれ、
あれ、これって『ダニエル・クレイグ』版の〔007〕シリーズでも
似たことがあったよなって思ったりして。