
会期は~6月7日(日)まで。
何かのメディアででも取りあげられたのだろうか。
入れ替わり立ち代わり人がやって来る。
入れ替わり立ち代わり人がやって来る。
しかし、その振る舞いを見ていると、
当該館はまだしも、こういった施設にすらあまり来たことがない人が多い感じ。
当該館はまだしも、こういった施設にすらあまり来たことがない人が多い感じ。
声高にしゃべりながら、ぐるっと一瞥して出て行ったり、
手を伸ばして額縁にガラスが嵌っているかを確認しようとしたり、と
拡散するのも善し悪しだなぁ。
手を伸ばして額縁にガラスが嵌っているかを確認しようとしたり、と
拡散するのも善し悪しだなぁ。
大正から戦後間もない時期まで、時代と
その作品が生まれた背景がキャプションとして添えられている。
その作品が生まれた背景がキャプションとして添えられている。
ある程度、高齢の来場者を意識してのことだろう、
それらの文体も硬質、睨み付けるように見ている御仁も居たな。
それらの文体も硬質、睨み付けるように見ている御仁も居たな。
「時代」をフィーチャーした同館での展示も
複数回体験しているので、
度重なって観る作品も少しづつ増えてきた。
『渡辺武』の〔風化〕などは
その顕著な例。でも何度観ても良作と思う。
複数回体験しているので、
度重なって観る作品も少しづつ増えてきた。
『渡辺武』の〔風化〕などは
その顕著な例。でも何度観ても良作と思う。
『早瀬龍江』の〔自嘲〕を観れば
イマイマの漫画家さんが画きそうな絵だなと、
変なところで感心。
イマイマの漫画家さんが画きそうな絵だなと、
変なところで感心。
展示されている全七十点ほどのうち、
「新収蔵品」が十四点も。
「新収蔵品」が十四点も。
その中で、
年代的には合致するけれど、本展の筋からは少々外れ
しかし印象に残る作品が一点。
年代的には合致するけれど、本展の筋からは少々外れ
しかし印象に残る作品が一点。
『岩崎鐸』の〔林〕は「新収蔵品」として
わざと照明を落としたスペースにぽつんと置かれている。
わざと照明を落としたスペースにぽつんと置かれている。
何故に?と近寄って見れば、紙本彩色。
ああ成る程ね。
ああ成る程ね。
しかし、多くの動物達で賑わう林の中の描写は
もっと光度のある状態で観たかったのが本音。
もっと光度のある状態で観たかったのが本音。