「館蔵品展 展覧会のちょっといい話」とも添えられている。
タイトルの頭にある「絵本」に反応して迷っていたのだが、
実際は
「絵本」
「近代美術」
「新収蔵品の紹介」
の、三つのパートに分かれているよう。
ならば行って観るか、と。
ところが思いの外、
「絵本」のセクションが面白い。
見るだけではなく、
触れる絵本もあり、実際にさわることもできる。
素材や造形を楽しみ驚くのは、童心に帰ったよう。
更には、画とそれを木に彫った作品もあり、
試しに画の方を記憶しながら木の彫りをさわっても
全然イメージが掴めない。
目が不自由な方は、これを問題無く感じ取れるのだろう、
驚いてしまう。
「近代美術」のセクションでは
絵画は勿論、同館では珍しい立体作品が。
『深井隆』の二点は
@藝大の退任記念展でも観た記憶。
毎度のことながら、
これだけの量を無料で観せてくれる度量に有難く思う。
会期は~1月8日(月)まで。