#工芸
日本語の表記では ”武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 クラフトデザインコース 卒業制作展” となっている。 会期は1月25日(金)~2月4日(月)も、 ~1月29日(火)は{陶磁・テキスタイル}、途中展示替えがあり 1月31日(木)~は{木工・金工・ガラス}となっ…
一年ほど前のこの企画の、まるっきりの焼き直し。 で、その時は「昭和」と書かれていたから良かったものの、 「昭和30年ころ」と書かれている今回ははっきり違和感。 だって店の看板がそもそも、右から左へ書かれているし。 これって大概、戦前のハナシじゃ…
同一会期で一気に四つの”退任記念展”が開催されている。 会期は~1月20日(日)まで。 そのうち【本館展示室3・4】での催しが標題展。 {乾漆}を主に塑像が三十点ほども並ぶ。 中には依頼され制作したであろう威風堂々とした〔田中正造 像〕や 奇矯な動きを…
一般の入場料は300円。 これくらいの金額であれば、正規を支払って たまには入場しようと思うもの。 展示数は八十弱とそんなには多くない。 加えて帯留めとか香盒などの小物が多いし。 しかし目を凝らし仔細にそれらを見て回れば 手仕事の素晴らしさに否が応…
会期は~11月18日(日)まで、 十日間とかなり短い。 なので、とく訪う必要があるし、 会場内もそこそこの人の入りとなっている。 今回の出展は六名。 {錫器}の『中村圭一』の作品の中では「ちろり」に目が行く。 これからの季節、熱々の鍋にお燗で一杯と行…
【一階】の展示は授業風景のスライドのみ。 それと表の告知にある様に、 14時以降のイベントの準備のため 椅子を並べる作業が粛々と進められている。 何れにしろ、この後は混雑が予想されるから、 早めに観ておいた方が吉というもの。 計三十名の作品は 概…
【本館地階】の半分を使い、彫刻作品がずらりと並ぶ。 とは言うものの必ずしも木彫だけではなく 硝子管を使用したもの、装置を使うもの、映像によるものと 表現は多様。 三十名弱の作品は大小、所狭しと犇めいている。 その中では 『一井弘和』の〔曙草浮遊…
【本館】の【三階】全てのスペースを使い開催中。 展示作品には大作が多いので、やはりこれくらいの広さが必要なのだな と思う。 フライヤーや看板に載っているモノと共通のモチーフが約半数、 残り半分は椅子の背に壮大な翼が付いているモノとほぼほぼなっ…
普段は閉じられている【正木記念館】の一階にこんな施設があること、そして そこが期間限定で開室されていることを知ったのは、 別の展示を観るために訪れたたまたまのこと。 構内にもこの程度の告知しかないのよね。 多くは気付かないのか訪うのは疎ら。 そ…
自分のような疎い人間でさえ 今日までの間に標題展の告知には三度も接している。 しかも何れもが異なる媒体で。 鵜の目鷹の目でこの種のイベントを探してる人達にとっては ピタリの内容だろう。 小さくてカワイイてカラフルだし、 なんといってもインスタ映…
タイトルでは「昭和の」となっているけれど 個人的な感覚では「戦前の」が正しいんじゃないか。 田舎生まれ・田舎育ちの自分でも 物心付いた時にはこんな造作の店ほぼほぼ無かったし。 紙粘土や木材で作られ、着色された構造物自体は その店で売られている商…
添えられたキャプションを読むことで タイトルにある名前の二人は親子であること、 『久利』の妻も、違った畑から嫁いで来たにもかかわらず やがて{ガラス工芸}をものして行ったこと、更には 二人の子供も同じ道に進み、各々名を上げたことなどが理解され…
もう何度目になるだろう 『宮田亮平』監修による標題展は。 なので今回も技法的には{金工}。 「金工のかたりべ」との副題も付く。 計十一名の作品が展示され 当然、監修者の〔シュプリンゲン〕シリーズはありつつも 個人的には『中川衛』『北村眞一』など…
一般の入場料は300円も、 新聞に付いて来た割引券を持参し150円で入場。 【2階特別展示室】は三々五々の入場者で 女性の比率が高いかも。 タイトルにあるように、明治・大正から昭和の初めまで 主に輸出用に作成された、しかし日本古来の技法や素材による逸…
【陳列館】と、その周辺の【大学構内】にも複数点が置かれているので 見逃さないようにしないと。 しかしステンレスで造られたこれらの物体は 継ぎ目も見当たらず表面は滑らか。 それでいて有り得ない形にのたくっている。 ある物は下から巻き上がるような渦…
同大の{染色分野}開設50年の記念展。 卒業生の中から主だった作品そのものの展示や 業績の写真展。 学校で学んだことは染色かもしれないけれど、 社会に出てからの活動は 映像だったり舞台だったりと幅広い。 中にはインダストリアルデザイン=バイク ま…
「Conditor alme siderum」との副題が冠されている。 【展示室3】には一切の仕切りが無く ただっぴろい開放的な空間が広がる。 そこに並んでいるのは とっても楽しい、布で創られた数々の造形。 写真からも明らか、形も色彩も 見ているだけで心が浮き立つよ…
”クリエイションの未来展”の第13回は『清水敏男』監修による。 過去のこのシリーズは特定の個人に絞ってスポットライトを当てることはあまりなく、 内容もアートとはかけ離れた展示が多かったわけだが、 今回はそれを大きく覆す。 一木から切り出された作…
一般の入場料は1,300円だが 招待券を頂いた。 そこそこの雨なので 人の出足も鈍いのではと期待していたんだけど、残念 会場内はかなりの入りで、コーナーによっては観るにも難渋するくらい。 例えば入って直ぐの場所に置かれている 『宮川香山』の作品。何点…
昨年は10月に開催されていた。 それなりに好評だったのだろう。 しかし今回は、一階の展示は授業風景の映像上映のみ。 二階には作品展示だが、折り悪く、訪れた時間は 丁度ギャラリートークにぶち当たってしまい、 鑑賞もままならず。 それを目当ての来場者…
”第11回 shiseido art egg”、 二番手は 『沖潤子』による{刺繍}展。 そしてこれが、観る側にとって、 ましてや自分の様な男性にとっては 殊の外ずっしりと重い。 ギャラリー奥の小部屋には 素材と思われる古着がうず高く積まれている。 それらはおそらく、…
標題の作者による {木象嵌}と{バードカービング}の二本立ての展覧会。 {木象嵌}は「箱根細工」と同様の手法だろうか。 浮世絵の名画を題に取ったもの、そして 鳥を扱ったものの二種だが 後者はもう一つの{バードカービング}にも繋がる。 訪問当日は…
本日、第一日曜で無料の日。 一般の入場料は210円の所蔵作品展。 当該館の前には 「まずはここで写真を!」なる注記が書かれているけれど、 自撮りをするわけにもいかず 看板の写真をおさめるだけでお茶を濁す。 まぁ何れにしろ、ツイッターもフェイスブック…
一般の入場料は1,000円だが招待券を頂いた。 十二名の作家の 六十点ほどの作品が 薄暗い地階の空間に整然と並んでいる。 陶磁・金属・ガラス・竹と素材も 勿論、技法も様々。 中でも截金ガラスの『山本茜』の作品群が素晴らしい。 金箔で描いた細かい文様を…
会期は二回に分かれており 20日(金)~22日(日)が「染・織・刺繍コース」 24日(火)~26日(木)が「陶・ガラスコース」。 なので今日は全体の初日。 出展者は勿論のこと、係累と思われる人も多く集まっているが 当然のこととしてほぼほぼ女子。 男性の…
【陳列館】の二階では退任記念展。 素材は金属で共通ながらも、 こちらは{彫金}。 花器や香炉、筥など、日用雑器とは、ちょっと離れた しかも独特のフォルムで並んでいる。 まぁ、こちらもやはり これくらいの物量が展開されると 近似のカタチが多く見られる…
【陳列館】の一階スペースで開催されている。 昨年4月に急逝されたという同氏の回顧展。 卒業制作から直近の作品までがピックアップされ、 まさにタイトル通りの内容。 しかし、この様に総覧できるカタチで展開されると 似たモチーフの作品も多く集まってし…
昨年までの十年間 藝大の学長を務めた『宮田亮平』の退任記念展。 昨日と今日は何れも14時から記念講演が開催され 展示室の一番奥のスペースは十重二十重に人が取り巻き 大層な人気。 まぁ、単に学長だけに留まらず、文化庁長官だったり 「東京オリ・パラ…
本日初日。 告知板の掲示は「予告」のままだけど、 大丈夫ちゃあんと開催されているから。 先の展示の流れを受けてのコトと思うけど、 {漆芸}に特化した内容になっており、 日本だけでなくアジア諸国からの留学生の作品もあって 随分とグローバル。 作品も…
【展示室3・4】を使用し開催されている。 最初の週末と言うこともあってか 凄い入り。 「黄金境界」の副題が付き 「江戸蒔絵の流れを受けて」との一言も添えられている。 その作品群は何れもイマっぽい表現。 同じモチーフが繰り返されているので タイトルを…