RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

#写真

写真新世紀 30年の軌跡@東京都写真美術館 2022年11月3日(木)

やはりこちらも観ておかないと、画竜点睛を欠く。 「写真ができること、写真でできたこと」のサブタイトルは共通。 先の展示は、歴代グランプリ/準グランプリからのセレクション。こちらはそれにはかかわらず、計九名の作品が並ぶ。ほぼほぼ「優秀賞」も、…

写真新世紀30年の軌跡展@キヤノンギャラリーS 2022年10月22日(土)

「写真ができること、写真でできたこと」との副題が付されている。会期は~11月22日(火)まで。 キヤノンギャラリー 写真新世紀30年の軌跡展-写真ができること、写真でできたこと|キヤノン 同タイトルの展示は「東京都写真美術館」でも~11月13日(日)ま…

コミテコルベールアワード 2022@東京藝術大学美術館 2022年10月22日(土)

「The beauty of imperfection」とのサブタイトルがが付されている。 【本館 展示室3、4】で~10月30日(日)までの展示。 コミテコルベールアワード 2022 -The beauty of imperfection- 展 | 東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum, Tokyo Univ…

人間写真機・須田一政 作品展@FUJIFILM SQUARE 2022年10月8日(土)

【写真歴史博物館】で開催中。 「日本の風景・余白の街で」とも付されているが、それにしても「人間写真機」って・・・・!? とは言え、展示内容を確認すればそれも納得、三十点ほどの作品が壁一面に並べられ、過去に同所で見た中では、最多の数ではないか…

多摩美術大学学科交流プロジェクト@BAG-Brillia Art Gallery 2022年10月8日(土)

珍しく【BAG+1】【BAG+2】の両ギャラリーが展示に使われている。 ”日常の揺らぎ”が、本展のタイトルか。 【BAG+2】では主に{写真}{版画}等の平面が、 【BAG+1】では主に{工芸}が、 夫々展示。 『三村萌嘉』による三作品を面白く観た。 もっとも、背景…

写真展「占領と平和」@写大ギャラリー 2022年10月8日(土)

『川田喜久治、立木義浩、丹野章、東松照明、土門拳、中谷吉隆、平敷兼七、細江英公、森山大道』等の写真が、彼等或いは関係者が語る言葉と共に、七十数点が並ぶ。 その言葉は、キャプションであり、または壁に直接書かれていたり。 写真そのものは、占領下…

イメージ・メイキングを分解する@東京都写真美術館 2022年10月1日(土)

本展も「都民の日」の恩恵で無料で鑑賞。ちなみに一般の入場料は700円。 展示内容がかなり特殊な為か、【B1F】の展示室は更に多くの人が足早に出入りする。 まぁ、判らんでもないが。 五つのパートで構成され1.映像装置2.コンピュータによる「美」の分解3.描…

見るは触れる@東京都写真美術館 2022年10月1日(土)

本日は「都民の日」で、都内の各種施設が無料若しくは割引で入場が可。 標題館は開催中の二つの展覧会が無料となっている。 ちなみに通常であれば、一般の入場料は700円。 とは言え、事前の入場予約を入れた方が良いコトに気付いたのはほんの数日前。既に融…

Dream Boat@キヤノンギャラリーS 2022年9月17日(土)

”百々俊二・新・武 写真展”とのサブタイトルは父親と二人の息子による写真展。 三代とか、夫婦でとのケースは時として見かけるが、それに兄弟が足されるのは珍しいかも。 館内は、周囲の壁にぐるりと子供二人の作品が、その中心に父親の作品が配される仕様。…

木村伊兵衛写真展@キヤノンオープンギャラリー1 2022年9月17日(土)

「キヤノンフォトコレクション」と題して~9月27日(火)まで開催。 下調べもせずに行ったのだが、展示内容は地域と人物とのカテゴリーと直ぐに了解。 前者は東京/沖縄/秋田の各地。 土地土地の風俗には勿論目が行くし、そこに住まい暮らす人々についても言…

U35 with EOS@キヤノンオープンギャラリー2 2022年9月17日(土)

「東京カメラ部連動企画展」とも書かれている。~9月27日(火)まで開催。 https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/tokyocameraclub-u35-eos 計五名の作品が展示され日本らしい情緒に訴える『うさだだぬき』の作品にも目が行ったけれどもっと…

第25回写真「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2022年9月17日(土)

計五名の作品が展示されグランプリは『岡崎ひなた』の〔水面にカゲロウ〕に決定済で、この選択には、かなり頷いてしまう。 今回は一つの映像作品を含めて、作者にとって身近な被写体を扱ったモノが多い印象。 その中でも、消え行く風俗にスポットを当てた彼…

ひもとく@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2022年9月11日(日)

”TOKAS Project Vol. 5”とのタイトル。 計五名の作品が展示。 入場時に入り口脇の受付で、検温~手指消毒の後、「一階の展示は、奥のコンクリートに実際に足を乗せて体験頂けます」との声掛け。 甚だ疑問に思いながら歩を進める。件の展示は『ルー・チーユン…

鉄道開業150年記念 新橋停車場、開業!@鉄道歴史展示室 2022年8月28日(日)

「汽笛一声新橋を~♪」から百五十年とのことかしら。 往時を、写真や浮世絵、文物等で振り返る試み。 前者の中には最近再発見されて話題となった「高輪築堤」が写され描かれているものもあり。 これだけの構造物が今まで埋もれていたのは、古くから順に「関…

馬場さおり作品展@Sony Imaging Gallery 2022年8月28日(日)

サブタイトルは「その男, 彭志維 (ポン・ツー・ウェイ)」。 台湾の大学で教える作者が、そこで出会ったある男の日常を追う。 写真は幾つかのセクションに分けられ、各々(台湾の)地域名がタイトル宜しく付されている。 このことから主人公は、各地を転々と…

古屋誠一写真展「第一章 妻 1978.2-1981.11」@写大ギャラリー 2022年8月6日(土)

会期は~8月6日(土)なので本日が最終日。 そしてポスターにもあしらわれているこの一枚を見る度に、心が苦しくなる。 被写体は写真家の妻となる女性『クリスティーネ・ゲスラー(Christine Gössler)』。弾むような笑顔が印象的。 「第一章 1978.2-1981.11」…

植田正治写真展@FUJIFILM SQUARE 2022年7月18日(月)

『植田正治』の名前を聞いただけで、つい食指が動いてしまう。 【写真歴史博物館】での展示は”べス単写真帖 白い風”とのタイトル。 氏は2000年まで存命だったので、それまでに随分の写真を撮り、作風も都度変わって行ったのだろう。 今回の展示は1981年に刊…

瞬間の記憶~創刊150周年~スポーツ報知 報道写真展@東京都写真美術館 2022年7月23日(土)

写真展とはあるものの、新聞の紙面も多く展示されている。 ただ「読売グループ」だけあって、スポーツ中心ではあるし、とりわけ「巨人軍」の写真がその大半を占める。 これも「報道写真」には違いが無いが。 まぁ、自分も昔はそこそこの頻度で球場にも行って…

HIRO KIMURA写真展「HERO2」@ヒルサイドフォーラム 2022年7月23日(土)

丁度一年ほど前か、「HERO1」が開催されたのは。 今回のポスターの文言によれば全部で176名の写真を撮り、丁度半々の88名に分けて展示、と書かれている。 会場内にはモノクロームの男臭い写真がたっぷりと並び、例えば『長渕剛』のそれにとどめを刺すか…

チャーリィ古庄写真展@キヤノンギャラリーS 2022年7月16日(土)

会期も後半に差し掛かっているが、入り口前には贈花が多く並んでいる。 そして入場すると、係員さんが出て来て「(来場は)初めてですか?」との確認が。 何のことかと思ったら、初回来場者にはステッカーを、二回目以降からはポストカードを、夫々ノベルテ…

わたしのともだち~写真家と愛しい存在の物語~Part2@Sony Imaging Gallery 2022年7月16日(土)

高名な写真家達が自身で飼っているペットを写真に撮りキャプションを添えて紹介する企画の第二弾。 第一弾がそれなりに好評だったのだろうか。 とは言え十八名の写真と添えられた文書を読むと、我が子も同然の溺愛ぶりが窺い知れ、病膏肓に入るとはこのこと…

萩原朔美 都市を切取り、時を生け捕る@BAG-Brillia Art Gallery- 2022年7月10日(日)

会期は7月10日(日)迄なので、既に終了した展覧会。 二つの会場を使い、夫々で趣の異なる展示がなされている。 【BAG+1】では”差異と反復”=「都市を切取る」 【BAG+2】では”100年の定点観測~朔太郎・朔美写真展~”=「時を生け捕る」 前者は『近和次郎』…

テランセラ@渋谷ヒカリエ 2022年6月11日(土)

【8階】のアートスペース、【CUBE1, 2, 3】をぶち抜きで開催中。 展示内容は「山中夏歩 ポートレート写真」とのことで、会場内はかなりの入り。 入場規制も行われるほど。 それにしてもユニークな趣向。 一人のモデル『山中夏歩』を、各々の写真家がどう撮…

木原千裕展@ガーディアン・ガーデン 2022年6月4日(土)

”第23回写真「1_WALL」グランプリ受賞者個展”。 タイトルは「Wonderful Circuit」。 チベットでの写真法要の写真そしておそらく本人の恋人であろう女性の僧侶の写真そうした数々が壁を埋め尽くす。 夫々が単独であれば異なる感慨、例えば喪失感等を覚えるの…

KAZZ森下 個展@上野の森美術館 2022年5月28日(土)

同時期に開催され、且つ入場無料の展覧会の一つ。 会期は5月24日(火)~30日(月)と極短で、オマケに既に終了してしまっているのだが。 標題展は「Reincarnation-2022-転生」とのサブタイトルが付されている。会場は【ギャラリー】。 技法は{写真}ながら、撮…

海を越えたアーティスト展@上野の森美術館 2022年5月28日(土)

同時期に開催され、且つ入場無料の展覧会の一つ。 会期は5月26日(木)~30日(月)と極短で、オマケに既に終了してしまっているのだが。 標題展は「ジャパンアートの現在地」とのサブタイトルが付されている。会場は【本館1F】。 展示されているのは{写真}{…

MY EYES-TSUBASA SAITOH@DIESEL ART GALLERY 2022年5月28日(土)

標題館に来るのは随分と久しぶり。 一つの展覧会での会期が長く設定されているのは良いのだが、逆に「次でいいか」と、機会を逃してしまうことも多く。 当該展も4月29日(金)~8月4日(木)と長期。 基本、即売を兼ねているので、作品の下にはプライスも示…

第47回 2022 JPS展@東京都写真美術館 2022年5月28日(土)

一般の入場料は700円だが、久々に招待券を頂いた。 「公益社団法人日本写真家協会」によるコンペティションとのこともあろうか、かなりの数の招待券が配布されているのかも。 館内は(おそらく)そうひた人達で溢れ返っており、中には、これ見よがしにカメラ…

鉄道博物館100年のあゆみ 1921-2021@鉄道歴史展示室 2022年4月30日(土)

東京に生まれ育った人なら、或いは東京で子育てをした人なら、殆どがこの場所を訪れているのではないか。 2006年まで秋葉原に在った「鉄道博物館」を。 (あと、「上野動物園」や「海の科学館」も入るかも。「東京タワー」は上ったことないヒト、結構、多い…

写真家エリオット・アーウィット作品展@FUJIFILM SQUARE 2022年5月3日(火)

プロフィールを確認すれば1928年生まれの『エリオット・アーウィット』は存命且つ、「マグナム」でも最高齢の写真家とのこと。 「観察の美学 筋書きのない写真たち」との副題が付されている。 展示されている作品は、大きく二群に分けられ、一つは日常の…