RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

美術

ブンポニチ/文保日・展2021@東京藝術大学美術館 陳列館2階 2021年10月10日(日)

何とも面妖なタイトル。 実際は【1階】で開催されている”現状模写「国宝信貴山縁起絵巻 山崎長者巻」”とセットになるのだろう。 こちらの主催は「日本画第三研究室」と、なっている。 そのタイトル通り、模写の過程と作品が並ぶ。 〔源氏物語絵巻〕〔伴大納…

少年線(syonen-line)@キヤノンギャラリーS 2021年10月2日(土)

勿論「湘南ライン」のもじりだろう。 また、こんな路線あるはずも無く、作者が年少の頃から鉄道が好きで長じて鉄道専門の写真家になったことも意味しているわけで。 実際のタイトルは”山﨑友也写真展”。 それにしても、近来稀に見る面白い仕掛けの展覧会。 …

第24回グラフィック「1_WALL」展@ガーディアン・ガーデン 2021年10月2日(土)

元々予定されていた会期:8月18日(水)~9月22日(水)がコロナ禍で延期になったのは勿怪の幸い。 そうでなければ来れなかったからね。 計五名の作品が展示され公開審査は10月21日(木)なので、グランプリはまだ確定しておらず。 中ではアルファベットをモ…

第15回 shiseido art egg 石原海 展@資生堂ギャラリー 2021年10月2日(土)

”第15回 shiseido art egg”の第一弾。『石原海』による作品は主に映像、それもキリストをモチーフとしたもの。 会場へと続く踊り場流されているのは白い羽を付けたおっさんが、くるくると回り続けるもの。 自分のコトは棚に上げて、おっさんは好きじゃないし…

中村萌「our whereabouts -私たちの行方-」@ポーラ ミュージアム アネックス 2021年10月2日(土)

「木霊」と書いて「こだま」と読むわけだが、本展で並んでいる作品こそはまさしく「木」の「霊」ではないかと思った。 木を削り、その表面に描く、或いは一木から彫刻する。 元々埋まったり隠れたりしていたものを作者が透視して掘り出したのではないかと、…

SICF22@スパイラルガーデン 2021年9月26日(日)

以前であれば前年の受賞者の展示等が無料で開催されていたのだが、今回は”MARKET”と題して、「工芸/クラフト、ファッション、テキスタイル、アクセサリーなど生活を豊かに彩る作品を展示、販売」になってしまったのね。 至極残念だ。 まぁ、キチンと調べず…

GEIDAI FACTORY LAB 2017~2021 −MATERIAL COMPLEX−@東京藝術大学美術館 陳列館 2021年9月26日(日)

展覧会開催にあたっての辞は色々と書かれてはいるけれど、要は金属であり、木であり、ガラスであり、様々な素材を組み合わせ作成された成果物の展示。 実際に触って・動かして、或いは参加型のインスタレーション的な作品も多くなかなかに楽しい。 勿論、動…

横尾忠則:The Artists@21_21 DESIGN SIGHT 2021年9月24日(金)

【ギャラリー3】で~10月17日(日)まで開催中。 もっと早く行きたかったのだが、週末は混雑が予想されるだろうと二の足を踏んでいた。 しかし飛び石連休の中日、加えて昼間でも 時間に余裕のある、学生と思しき年代の入場者が思いの外多かったりする。 主催…

杉浦非水 時代をひらくデザイン@たばこと塩の博物館 2021年9月24日(金)

一般の入場料は100円。 会期は前期:9月11日(土)~10月10日(日)後期:10月12日(火)~11月14日(日)となっており、一部展示替えがあるよう。 飛び石連休の中日とはいえ、平日の昼下がり、さほどの混雑にはなっていないだろうと見くびっていたら、ど…

目力展 見る/見られるの関係性@板橋区立美術館 2021年9月24日(金)

タイトルは上手くつけたものの、所謂「館蔵品展」。 ため、過去に観たことのある作品が多く並ぶ。 しかし不思議なことに、並べ方が変わり、解説も付けられると、違った文脈が浮かびあがって来るから面白い。 代表例であれば、肖像画か。 横向きなら一方的に…

川瀬巴水-版画で旅する日本の風景-@大田区立郷土博物館 2021年9月20日(月)

前期:7月17日(土)~8月15日(日)後期:8月19日(木)~9月20日(月)で開催され、訪問日は後期の最終日。 ホントは当然前期も行きたかったんだけど、情報を仕入れるのが遅かった上に都合が付かず・・・・。 それでも通期で合わせて400点が並びしかも無料…

コラボレーション企画展@龍子記念館 2021年9月20日(月)

標題館は二度目の訪問。前回は常設展だったのだが、今回は見逃せない企画あり。 あの「高橋コレクション」とのコラボ展、タイトルも”川端龍子vs.高橋龍太郎コレクション ―会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃―”と冠され、皆々が好きな作家さんなので一も二も…

第30回奨学生美術展@佐藤美術館

招待作家=過去の奨学生、特別出品=昨年度買い上げ、を含め計十三名の作品が並ぶ。 なので、過去に観た覚えのある画もちらほら。 そんな中、『大島利佳』の〔華の現れ〕は日常の一コマを瑞々しい感性で掬い取った一点と感心した記憶が甦りつつ新たに制作さ…

交差点-いま、ここからの-@Bunkamura Gallery 2021年9月12日(日)

”Part2”にもやって来た。会期は9月8日(水)~15日(水)の八日間。 計八名の作品が展示も、驚いたのはそのほとんどに赤〇シールが付いていたこと。 除く、値付けが高い大作、なのだが、『仲衿香』の二点も、きっちりと売約済み。 また『新宅加奈子』は面白い販…

再演―指示とその手順@東京藝術大学美術館 2021年9月4日(土)

「指示」には「インストラクション」「手順」には「プロトコル」とのルビが振られている。 またタイトルも「再演」となってはいるけれど「再現」の方が言い得て妙。 全てのアートはそれが形に残るものであれ一過性のものであれ、再現性の点から言えば99.99%…

日本画第一研究室 研究発表展@東京藝術大学美術館 陳列館 2021年9月4日(土)

題して”一研展”を観るのは、これが何度目になるだろう。 時間を合わせて足を向けるようにしているのは、毎度毎度楽しませてくれる作品の存在が確実だから。 今回は計十八名に出展の中で、『和田宙土』の作品がそれにあたる。 たなびいた煙が緩やかに像を結ん…

道と根 Routes/Roots@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2021年9月4日(土)

「TOKAS Project Vol. 4」とのサブタイトル。 参加クリエーターは『杉藤良江、武田竜真、シンゴ・ヨシダ』の三名に『マーティン・エブナー、ヨアヒム・フライシャー、ステファニー・ガウス』の映像作品が順次上映。 中では【1階】に展示されている『武田竜…

交差点-いま、ここからの-@Bunkamura Gallery 2021年8月29日(日)

勿論、世界的に有名な「渋谷スクランブル交差点」に掛けているのだろう。 とは言え、イマイマは毎日の様にテレビで見せつけられる、「密」の象徴の場でもあるのだが。 ここでは人が触れ合うことでなのかしらの萌芽があるとの良い意味に取っておく。 会期には…

山崎美弥子展@スパイラルガーデン 2021年8月29日(日)

「Night Rainbow」との副題が付いている 『山崎美弥子』はハワイ在住のアーティストとのことで成程館内は南国の浜辺を思わせるようなディスプレイがされている。 並んでいる作品の多くは、おそらく水平線を描いたもの。 空と水の境目は確かではなく、パステ…

imma天@DIESEL ART GALLERY 2021年8月29日(日)

「imma and friends」との副題が付き計十三名が出展。 『imma(イマ)』はアジア初のバーチャルヒューマンとのことで、彼女?を題材にした作品が並ぶ。 料理の仕方は各人が様々。 POPに描いたものから日本画風の中にはめ込んだもの或いは立体造形まで。 …

「SDGs×ARTs」展 十七の的まとの素もとには芸術がある@東京藝術大学美術館 本館 2021年8月15日(日)

上階の【展示室3~4】を使い開催。 最近何かと取り上げられることの多い「SDGs」だけれど、アートの世界では取り立てて新しい概念ではないのだよとのオハナシ。 計二十二の展示されている作品やプロジェクトの成果にはそれが17の目標のどれに該当している…

京都芸術大学 通信教育部美術科日本画コース2019年度卒業記念展@佐藤美術館 2021年8月15日(日)

会期は本日が最終日。 それにしても美術関連でも通信教育部があることに恥ずかしながら初めて注視する。 もっとも、コロナ禍の状況では、どの学生にとっても登校は難しかろうから、似たような状況なのかもしれぬが。 計八名の作品が【3~5階】のスペースに…

うるしのかたち展2021-Forms of urushi-@東京藝術大学美術館 陳列館 2021年8月15日(日)

同所の、【2階】だけを利用しての展示。 【1階】は締め切られており、受付も上階に設営されているため、常とは異なる少々の違和感。 しかし展示内容はと言えば、例年以上に多彩な表現に富んでいる感。 計二十九名の作品は、どれもが目移りし、そのまま近くで…

川崎ミニガイドパネル展@東海道かわさき宿交流館 2021年8月7日(土)

当地にはそこそこ来ているけど、何時も目的地との間をせこせこと移動するだけ、加えて、市圏は広いしで、知らないメルクマークの方が多いかも。 標題展は、おそらくそういった人向け、市内の名所やスポットが、ちょっとした豆知識と共にパネル展示されている…

大竹省二@写真歴史博物館(FUJIFILM SQUARE) 2021年8月1日(日)

「カラー写真が夢見た時代 COLOR DREAMS」とは言い得て妙のタイトル。 会場内には色鮮やかなカラー写真が並ぶ。 1960年代に撮られたとのそれらは、普通の写真以上に輝きを放っている様にも見える。 それもそのはず、被写体となっている女性達の名前を確認す…

アンサンブル・スタジオ展@TOTOギャラリー・間 2021年8月1日(日)

多くのギャラリーが、事前予約制を取り止めているのですっかり油断した。 標題ギャラリーは、未だ継続中。 入館証に連絡先と氏名を記入するのもアリなんだけど取り急ぎスマホで登録し、画面を係員さんに提示。 その後、検温し手指を消毒しエレベータで三階へ…

日本のグラフィックデザイン2021@東京ミッドタウン・デザインハブ 2021年8月1日(日)

たしか去年は来れなかったと記憶しているが。或いはイベント自体が開催されなかったかしら。 ここと「G8」や「ggg」の展示を併せて観れば、直近一年の日本国内の秀逸なデザインが総覧できるとの素晴らしい催し。 例年になく、ポスター類は自身が行った…

写真の中の東京は、@写大ギャラリー 2021年7月22日(木)

出展作家の名前を見ると『土門拳、木村伊兵衛、田沼武能、中谷吉隆、須田一政、安達洋次郎、築地仁、本城直季、森山大道』と何れも大御所が並んでいるわけだが、展示の仕方にも面白い仕掛けが。 扉を入って左手から順に、戦前~戦後と時計回りに続き最後は20…

「Land and Beyond|大地の声をたどる」@ポーラ ミュージアム アネックス 2021年7月24日(土)

『上村洋一+エレナ・トゥタッチコワ』の二人展。 展示は世界各地で蒐集された写真と画像、それも水が映っているものがほぼほぼを占める。 中には氷河らしきものもあり、暑いこの季節にはぴったりの一服の清涼剤。 が、個人的に一番ツボだったのは低い平台に…

日本人の魂・冨嶽今昔三⼗六景@FUJIFILM SQUARE 2021年8月1日(日)

「北斎と4人の巨匠たち」とのサブタイトルが付されている。 『北斎』の〔冨嶽三⼗六景〕から何点かを抜き出し拡大しプリント。 それと『岡田紅陽、白簱史朗、竹内敏信、大山行男』の四名が撮った富士の写真を並べて展示するとの趣向。 成程、写真が無い時代…