本日無料の日。
一般の入場料は700円。
確かここ数年は
開催されている三つの展覧会のうち
有料のママのものもあった記憶も
今年は全て無料なのは嬉しい
(もっとも、うち一つはハナから無料だが)。
標題展は
”日本の新進作家 ”シリーズの「vol.20」。
出展は
『うつゆみこ/淵上裕太/星玄人/夢無子/山上新平』の五名。
その中で、気になる二人は
『淵上裕太』と『星玄人』。
共に都市に住む人間を、ひたと捉える。
前者の舞台は「上野公園」、
後者は「麻布」を始めとする都内の各所や「横浜」「大阪 西成」。
一般の人が好む華やかな側面とは裏腹の翳に近い部分や、
少数に属する人々の姿に正面から向き合う。
しかし、ある種の猥雑さを孕むその画面に目が吸い寄せられ、
引き剥がすことが難しくなってしまう。
異形と言えば『うつゆみこ』の作品もそう。
人間や動物、昆虫、植物、フィギュアやオブジェ、印刷物、
それらを組み合わせ混交し表現する。
ある種のグロテスク。
が、目を引き離せなくなる共通項。
会期は~1月21日(日)まで。
【3F 展示室】にて。