RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

#イラストレーション

竹村京・鬼頭健吾「色と感情」@POLA MUSEUM ANNEX 2022年7月10日(日)

二人の名前が併記されているからには、コラボ作品が中心だろうと検討は付く。 ところが、個人のそれだね、と明快に見分けがつくのは中央に展示されている『鬼頭健吾』による〔Golden Tones 2022〕くらい。 これは、骨格標本が極彩色の衣装を着て宙を踊ってお…

都美セレクション グループ展 2022@東京都美術館 2022年6月12日(日)

【ギャラリーA】では、グループ「パラレルモダンワークショップ」【ギャラリーB】では、グループ「Summer Catch Salmon」【ギャラリーC】では、グループ「まなざしの熱」の作品が夫々並ぶ。 勿論、誉め言葉なのだが、もっとも「お馬鹿だ!」と感心したのが『…

「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」展@Spiral Garden 2022年6月11日(土)

主に女性向けのファッションなので、とんと縁もはないけれど、こうした類のPOPな表現は大好きで。 オマケにからっと明るいし、見ているだけで気分が上がって来る。 「ミントデザインズ20周年記念展覧会」とも書かれている通り、過去の作品を多く並べ、…

AGDA新人賞展2022@クリエイションギャラリーG8 2022年6月4日(土)

受賞者は『佐々木拓・竹田美織・前原翔一』の三名。 中でも『佐々木拓』による文房具関連展示がツボ。 最近はリモートワークにより出社の機会が激減とは言え、数十年に渡り身近に在ったモノを新たな意匠で魅せられると普段とは違う印象を持つから何とも不思…

佐藤卓TSDO展〈 in LIFE 〉@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2022年6月4日(土)

標題館で時々ある、意図していなくても子供が見たら大喜びしそうな展覧会。 特に【一階】の展示は巨大なガム巨大な牛乳パック巨大な芥子のチューブの搾り出し口などがゴロゴロと置かれている。 大人が見てもこれは楽しい。 おそらく以前に「21_21 DESIGN SIG…

SF・冒険・レトロフューチャー×リメイク~挿絵画家 椛島勝一と小松崎茂の世界~@昭和館 2022年5月5日(木)

随分と長いタイトルだが{挿絵}画家の第一人者、『椛島勝一』『小松崎茂』の二人に焦点をあて、その作品を紹介するもの。 前者は戦前~戦中、後者は戦後が主な活躍時期になり、自分の身近に有ったのは勿論、『小松崎茂』の作品の数々。 彼が描いた絵が印刷…

TDC 2022@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2022年4月9日(日)

この時期恒例の標題展。 毎度のことながら新たな表現を楽しむのと共に昨年一年で見逃した展覧会やイベントを思い知らされ臍を噛む機会でもある。 今回の例でいえば「@3331」での催しか。 まぁ、認知すらしていなかったので如何ともし難いのだが・・・・。 …

江口寿史 RECORD展@Bunkamura Gallery 2022年3月21日(月)

画集の「~『RECORD』出版記念~」とも書かれている。 会期は~3月31日(木) までも、当人が滞廊時にはサイン対応もしてくれる由。 勿論、グッズを3,000円以上購入、との条件が付き、それが為か、館内で一番混雑しているのは出口に近いグッズ売り場(笑…

AC部「異和感ナイズ展」@クリエイションギャラリーG8 2022年2月26日(土)

そもそも「AC部」って何よ?との基礎知識から欠落している。 館内に展示されている動画を含めた作品はどれもが思わずニヤリとしてしまうも、 ただそこに在るのは違和感と言うより思わぬ発見。 意外な場所に置かれている作品が指し示すように。 会期は~3月…

ソール・スタインバーグ@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2021年12月11日(土)

「シニカルな現実世界の変換の試み」との副題が冠されている。 『ソール・スタインバーグ』は二十二年前に物故も紙誌に多くの作品を残しているとのことで会場内にはかなりの数が溢れる様に並べられている。 風刺がぴりりと効いていて、シニカルな視点で斜め…

品川アーティスト7人展@スクエア荏原 2021年11月14日(日)

「品川区民芸術祭」の催しの一環。 会期は11月12日(金)~14日(日)の至極短期間。 https://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/page000007400/hpg000007377.htm 区民広報には、要事前申し込みと書かれておりQRコードも添えられていたけれどたぶん大丈夫だ…

日本のアートディレクション展 2020-2021 2021年11月6日(土)

@ギンザ・グラフィック・ギャラリー@クリエイションギャラリーG8 で、~11月30日(火)まで開催中。 前者では「会員作品」が、後者では「」が、夫々展示。 両の会場とも客の入りがまずまずなのは毎度のコト。 コロナ禍も週末の外出はさほど減ってはいない…

葛西薫展 NOSTALGIA@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2021年10月23日(土)

会期は本日が最終日。それもあってか館内はまずまずの入り具合。 「Nostalghia」と聞くと『アンドレイ・タルコフスキー』を想起してしまう年代だし嗜好です。 ただ今回の「NOSTALGIA」は回顧とか郷愁とは違った意味でつかわれているよう。 並んでいる作品も…

杉浦非水 時代をひらくデザイン@たばこと塩の博物館 2021年9月24日(金)

一般の入場料は100円。 会期は前期:9月11日(土)~10月10日(日)後期:10月12日(火)~11月14日(日)となっており、一部展示替えがあるよう。 飛び石連休の中日とはいえ、平日の昼下がり、さほどの混雑にはなっていないだろうと見くびっていたら、ど…

imma天@DIESEL ART GALLERY 2021年8月29日(日)

「imma and friends」との副題が付き計十三名が出展。 『imma(イマ)』はアジア初のバーチャルヒューマンとのことで、彼女?を題材にした作品が並ぶ。 料理の仕方は各人が様々。 POPに描いたものから日本画風の中にはめ込んだもの或いは立体造形まで。 …

日本のグラフィックデザイン2021@東京ミッドタウン・デザインハブ 2021年8月1日(日)

たしか去年は来れなかったと記憶しているが。或いはイベント自体が開催されなかったかしら。 ここと「G8」や「ggg」の展示を併せて観れば、直近一年の日本国内の秀逸なデザインが総覧できるとの素晴らしい催し。 例年になく、ポスター類は自身が行った…

オリンピック・ランゲージ@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2021年7月24日(土)

一つ前の展示もスポーツ関連だったけど、今回はいよいよ本番、オリンピックに関して。 サブタイトルにも「デザインでみるオリンピック」と付されている。 一階は主に、前回の東京大会に関連するポスターやらリーフレットやら。 記念切手も並んでおり、ああこ…

SPORTS GRAPHIC スポーツ・グラフィック@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2021年7月3日(土)

オリ・パラが間近に迫ったからであろうこの企画。 ある意味雑多な、他方で(特に)日本に於けるスポーツイベントの歴史を俯瞰できる、主に平面作品が並ぶ。 主に、と書いたのは中には立体作品もあるからで。 それにして並んでいる作品は多様。 企業広告では…

JAGDA新人賞展2021@クリエイションギャラリーG8 2021年5月29日(土)

同賞を受賞した『加瀬透・川尻竜一・窪田新』の三人展。 場内はグラフィック作品が所狭しと並ぶ。 毎度ながら、いや例年にも増して、今回は見かけたことのある作品が過少に思えるのは、この一年、外に出かける機会がめっきり減ったからかもと独りごちる。 あ…

TDC 2021@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2021年4月17日(土)

会期は4月1日(木)~5月29日(土)と随分と長め。 コロナ禍で意図的に入場者を分散させようとの試みか。 その目論見の半分は当たっているよう。 常なら押し合い圧し合いの会場内はさほどの混雑にはなっておらず。 元々が国際的なコンクールであるにしろ例年…

SURVIVE-EIKO ISHIOKA/石岡瑛子@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2021年3月6日(土)

後期の会期は2月3日(水)~3月19日(金)。 実は二週間ほど前の昼下がりにも訪問しており、その際には「地階が混みあっており、入場待ちになります」との案内に踵を返した履歴。 なので今日は捲土重来。朝イチだったら問題ないでしょ、と時間を見計らって突…

戦前のJAPANツーリズム@ノエビア銀座ギャラリー 2021年3月6日(土)

開場時間が9:00~と早いのも、本ギャラリーの特徴の一つ。 界隈のギャラリーの多くが11:00~の開場なので、その前にひょいと寄っての鑑賞が可能。 スペースがさほど広いわけではなく、展示数も少ないから、時間が読めるのもうってつけ。 標題展の会期は1月…

2021新春展@The Artcomplex Center of Tokyo 2021年1月10日(日)

標題館に足を運ぶのも久しぶりかも。 受付前で、先ずは入館票への記入、その後、検温~手指の消毒。 例年であればもっと展示スペースを広く取っての開催と思われるも、管理の関係だろう二階の【ACT1~5】のみの展示。 一方で作品はオンラインショップに…

本田亮 SDGsユーモアイラスト原画展@伊藤忠青山アートスクエア 2020年11月8日(日)

元々の会期から「好評に付き延長」との告知で~12月13日(日)まで。 最初は随分と短い10月1日(木)~16日(金)の予定だったけどその間に何があったんだろうね。 こんあ短期じゃとってもムリと諦めていたものの勿怪の幸い、ちょっと足を延ばしてみる。 「…

永井一正の絵と言葉の世界@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2020年11月7日(土)

「いきることば つむぐいのち」とのサブタイトルが冠されている。 一階は薄暗い空間に多くのイラストポスター。 何れもモノクロームのドローイングでモチーフは動物。 時としてヒトも描かれてはいるものの、自然と一体化している。 頗るプリミティブな表現で…

田渕正敏展「Choice」@ガーディアン・ガーデン 2020年10月24日(土)

事前の予約制はなくなったもの、入り口に立ち手指を消毒していると係員さんが押取り刀でやって来て検温、その後に入館の運び。 比較的早い時間だったので先客もおらず、心おきなく拝見できるのは嬉しい。 館内に並んでいる作品はほぼほぼ青一色。 エッチング…

イラストレーターが挑む寺山修司の言葉@Bunkamura Box Gallery 2020年10月17日(土)

普段であればあまり気に掛けない標題施設も今回の顔ぶれを見ればハナシは別。 基本、即売を兼ねた展示会も例えばポスターにあしらわれている『七戸優』の作品などは何時も乍ら非売品。 もっとも、プライスが表示されてたとして、手は出ないだろうが。 入り口…

JAGDA新人賞展2020@クリエイションギャラリーG8 2020年9月23日(水)

『佐々木俊』『田中せり』『西川友美』の三人展。 こちらはまだ事前予約が必要、且つ手指の消毒も。開始時間になるとわらわらと人が並ぶので納得の措置かも。 『西川友美』の作品は「G8」でも観てるかな。 明るい原色、丸みを帯びてポップな表現は見ている…

菊地敦己 2020@クリエイションギャラリーG8 2020年8月29日(土)

”第22回亀倉雄策賞受賞記念展”。 事前予約の上、入場時にはQRコード提示~検温~手指の消毒。 申込者は定員いっぱいいっぱいの様で、時間前からロビーに屯する人多数。 定時になり、前の時間帯の入場者が全てはけないと、開場してくれないのよね。 ま、ロ…

TDC 2020@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2020年7月11日(土)

開館している大手企業主宰ギャラリーの常として、当該館でも手指の消毒と検温。 他の場所と同様、額で測るものだと勝手に思いおでこを付き出したら手の付け根で測りますと受付のお姉さんに苦笑される。 御免なさいね。こんなに頭髪の薄くなった生え際見せら…