世界報道写真展2018＠東京都写真美術館 2018年7月8日（日）

一般の入場料は800円だが、招待券を頂いた。

入場して先ずは、あまりの混雑に驚く。
この暑さの中を此処迄やって来る人の多さについて。

そしてその殆どが、鑑賞後に
更に世界の情勢を憂えることになるだろうと
変な意味の期待を持つ。

それほど、館内は陰惨な写真に満ち満ちている。

何時まで経ったも終わらない、若しくは
一つの事象が終わったことから新たな不幸が派生する
「終わりの始まり」的な何か。

ざっと見る限りでは思いを馳せないかもしれぬけど、
裏では日本もその片棒を担いでいたりするケースもまま。

ある事柄はそれ単独では起こりえず、
世界中のあらゆる場所に連鎖していることを
改めて思い知る。

ではあるものの、此処で取り上げられているのは
ある種代表的なカタストロフィであり
より小さな事象は、もっと頻繁に起きているのだろうと
更に陰鬱な気持ちになってしまう。

会期は～8月5日（日）まで。