行為の編纂＠トーキョーアーツアンドスペース 2018年6月30日（土）

会期は～7月1日（日）が最終日。

外人さんを含め来場者はぽつぽつとおり、
自分の訪問時に当該館でこんなにヒトを見かけるのは久々かも。

”第２期”は計六名の出展も
【一階】の『中島伽耶子』の作品には驚かされる。

真っ暗な部屋の中に足を踏み入れ眼を凝らすと
大きなガラス片が壁からにょきにょきと牙の様に突き出している。

面白いのはそのガラスの縁が仄かに光を放っている。

光源らしきものは何処にも見当たらず、どんな仕掛け、と
訝りながら部屋を後にする。

帰り際に、道路に面した窓から件の部屋に目をやれば・・・・、
成る程、こ～ゆ～仕掛けだったのかと得心が行く。

技術の進歩と言うのはたいしたものだけど、
それを上手にインスタレーションに取り込む
作者の創意にも感服する。