封切り二日目。
席数235の【SCREEN7】は満員の盛況。

何れも阿呆さに徹しており、変に理屈をこねないところが好ましい。
翻って、本作。
オープニングとエンディングでの一貫性は担保されているものの
それ以外は拡散に拡散を重ね収斂の兆しすら見えない。
それ以外は拡散に拡散を重ね収斂の兆しすら見えない。
華々しく登場した人物が、その後に何の役割も与えられていなかったりとか、
お話しをぽ~んと広げておいて収拾させる気すらないのは如何なものか。
お話しをぽ~んと広げておいて収拾させる気すらないのは如何なものか。
〔猿の惑星(リブート・シリーズの方)〕や〔2001年宇宙の旅〕を思わせるような
エピソードも加え、妙に深遠さを醸したり含蓄を盛り込んではいるものの、
落ち着き先がないものだから
中途半端な印象しか感じない。
エピソードも加え、妙に深遠さを醸したり含蓄を盛り込んではいるものの、
落ち着き先がないものだから
中途半端な印象しか感じない。
それでいて役者の使い方や台詞回しは上手いので、
チカラ技で最後まで魅せ切ってしまうのは、ある種の力量かとも思う。
チカラ技で最後まで魅せ切ってしまうのは、ある種の力量かとも思う。
評価は、☆五点満点で☆☆☆★。
これは宣伝サイド泣かせな作品だ、と
改めて思う。
改めて思う。
チラシに書かれている「世紀のハッタリ合戦。
最後に斬られるのは誰だ?!」との惹句は、物語の内容について
まるっきり正鵠を得てないのだけは確か。
最後に斬られるのは誰だ?!」との惹句は、物語の内容について
まるっきり正鵠を得てないのだけは確か。