2018-07-23 時代を語る林忠彦の仕事@FUJIFILM SQUARE 2018年7月22日(日) 美術 #写真 「昭和が生んだ写真・怪物」との副題が冠されている標題展も ”第2部”の会期は~7月31日(火)まで。 もうぼちぼち行っておかないと、だね。 タイトルは”日本文化の原風景をフィルムに写し込んだ”となっており、 ”第1部”とは打って変わって 風景や家屋を写したそれらからは、静謐さが漂って来る。 「東海道五十三次」に倣い、各宿場を捉えたシリーズ。 街道の町並みは、まだまだ江戸時代の雰囲気を残す。 『広重』が描いたそのままだ。 一方で、「日本橋」の「麒麟」や 「鈴ヶ森」の「薄」はうすら寒くなるほどの空気を纏っている。 また茶室を写したシリーズには凛とした風が流れて来そう。 スペースの関係もあり、 並んでいる作品が少ないことが唯一 残念だけれど。