本日初日。
席数450の【SCREEN2】の入りは七割ほど。
朝イチの回にもかかわらずたいしたもの。
しかも客層が凄くて
赤ちゃんを連れたお母さんまでいるし。
ちょっと吃驚だ。
赤ちゃんを連れたお母さんまでいるし。
ちょっと吃驚だ。
しかし複数人で来ている彼女等の鑑賞マナーは
けして良くはない。
けして良くはない。
本編中も会話がとまらず、抱っこされている子供の方が
余程静か。
勿論、周囲の女子中高生もね、鑑賞マナーは上々だった。
余程静か。
勿論、周囲の女子中高生もね、鑑賞マナーは上々だった。
おっと閑話休題。
原作は「少年ジャンプ」で数回読んだ程度。
その時の感想は、随分と面白かったと共に、
おいおいこんなに他の漫画の引用やパロディを展開しても良いんかい、との
老婆心。
おいおいこんなに他の漫画の引用やパロディを展開しても良いんかい、との
老婆心。
同じ誌内であれば融通も利くだろうけど、
別誌の作品も平気で俎上に乗せてるし。
別誌の作品も平気で俎上に乗せてるし。
で、その姿勢は、今回の映画版でもいかんなく発揮されている。
古今の映画・アニメ・漫画等からの引用やパロディは
引きも切らず。
引きも切らず。
その造りそのものを自らからかう科白も周到に用意、
二重に笑わせてくれる。
二重に笑わせてくれる。
いや、ホントにね。これってマズいんじゃないの?と
心配になるくらい徹底している。
心配になるくらい徹底している。
なので、過去の、或いは広範な作品を知っていればいるほど
笑いがいや増す。
笑いがいや増す。
ましてやそれは、セットの隅々まで蔓延っているので
街の世事に通じているほど楽しめるのも同様。
街の世事に通じているほど楽しめるのも同様。
加えて、監督の『福田雄一』の激しい出演者いぢり。
出演者の殆どは、イケメン・美女・美少女。
にもかかわらず、彼等・彼女等は、ほんの一~二名を除き
徹底的にいぢられまくる。
徹底的にいぢられまくる。
お下品な科白を言わされるのは『早見あかり』も同様。
でも、この辺は血筋だろうか。
セットにややのチープ感があるのは意図的か。
ギャグはあくまでも人となりを理解させるための方便で
オハナシ自体の軸はしっかりと造られ、
剣戟もそれなりに見られる水準に仕上がっている。
オハナシ自体の軸はしっかりと造られ、
剣戟もそれなりに見られる水準に仕上がっている。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
試写会の評判は勿論のこととして
批評家筋の評論も頗る好意的のよう。
批評家筋の評論も頗る好意的のよう。
この内容、造り込みであれば
さもありなん、と思う。
さもありなん、と思う。