RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

秩父宮記念スポーツ博物館@伊藤忠青山アートスクエア 2017年7月17日(月)

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「2020」を間近に控え、前回の
「1964 東京五輪」を再度想起し、ブームアップに繋げよう
との試みか。

しかし、それにしても来場者が過少なのは
暑さのせいだろうか。

”【青山巡回展】
~甦れ!オリンピックの感動を再び~”とも惹句が冠されているので
今後各所を巡回する予定もあるのだろう。


複数回観ているポスターに加え、本展では
「公式服」の実物展示も目玉の一つ。

選手用に加え、通訳用や事務局用まで並んでいるのは珍しいかも。


しかし、個人的に最も興味深かったのは
メイン会場となった「国立競技場」周辺の
1960年当時とイマイマの写真の比較。

57年前は、住人の呼吸さえ感じられる街並みだったのに
その変容ぶりは凄まじい。

たとえ「五輪」が無かったとしても
時代の趨勢で、そうなっていたのかは
今となっては知れないけれど。

現在では美しい言葉だけで語られているが、
実際どうだったかは、往時にまさに住人であった
小林信彦』の各種著作に詳しい訳だが。

「2020」でも、同じコトが繰り返さ無い保証は
何処にもないんだよね。