”東京都コレクションにみる日本近現代の糸と針と布による造形”とも書かれている。
同時開催の”刺繍―針がすくいだす世界”は有料も
【ギャラリーB】で開催の標題展は無料。

が、無料とは言え、侮れないのが「コレクション展」の妙味。
数は多くはないものの、
江戸時代から説き起こし、
現代作家の作品までを広範に展示している。
直近の『秋山さやか』はもはやお馴染み。
よく歩く街、深川を題に取り、
畳二畳ほどの大きさのマップとして展開する。
『青山悟』の作品は、
四年ほど前に「@ヒルサイドテラス」でも観ている記憶。
インクジェットプリントに刺繍は
近々でよくある手法も、
モノクローム写真には刺繍をする女性が写り、
彼女が布に繍ったそのままを、
鮮やかな糸で再現している。
白黒とカラーの目覚めるような対比。
悲しい歴史では戦時中の「千人針」。
NHKの朝の連ドラ〔虎に翼〕でも描かれた、
「虎は一日に千里行って千里帰る」にちなんだものも。
勇壮なところでは
江戸時代の「町火消」の「刺子半纏」も並んでいる。
こちらは実用性の中に、粋を感じさせる造形か。
会期は~2026年1月8日(木)まで。