RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

#工芸

平櫛田中記念室 コレクション展示 2019@正木記念館1階 2019年11月9日(土)

jyn1.hatenablog.com 今年もひっそりと開催されている。 案内もこの程度なのでそっけないことこの上ない。 例によって入り口脇には係員の女性が立ち来意を告げると重い扉を開けてくれる。 狭いスペースに置かれているのはほんの五点ほど。 でもその中には『…

うるしのかたち展 2019@東京藝術大学美術館 陳列館 2019年11月9日(土)

【陳列館 2階】のみでの開催。 しかし並んでいる数自体は教員十一名学生十二名とそこそこだし中国名と思われる出展者が多いのも特徴的か。 受付の芳名帳に記入すれば作品写真が掲載されているリーフレットを貰えるのだが、ちょっと抵抗あるのはいつものこと…

驚異!セラミック・スカルプチャー@Bunkamura Gallery 2019年9月8日(日)

本日最終日。 それがあってか滞廊し、店員さんや知人と談笑する姿も。 副題には「奇々怪々な異形たち」とも付されメインタイトルは洒落ているけど、要は陶による制作物の数々。 それにしても並んでいるそれらは彩色や造形の妙もありとても陶製とは思えない。…

手塚愛子展「Dear Oblivion-親愛なる忘却へ-」@Spiral Garden 2019年9月8日(日)

技法的には{刺繍}。しかしここに並んでいる作品の多くは今まで目にしたことのあるものとはかなり趣を異にしている。 意図的に横糸を入れずに、中途から縦糸がだらりと垂れ下がっていたり、或いはそれを編み込んで網のような形状にしてみたり。 または逆に…

遠藤薫展@資生堂ギャラリー 2019年9月7日(土)

”art egg”の第三弾。 薄暗い館内に入ると迷路を形作る様に天井から多種の布がぶら提げられ一つ一つを観ていくうちに、ああ、と甦る記憶で自ずと胸が熱くなる。 今の若い人たちは、そもそもその存在すら知らないのではないか。 その形状からして布団袋と思わ…

中村弘峰「SUMMER SPIRITS」@ポーラ ミュージアム アネックス 2019年8月12日(月)

実家にも何体か飾られている{博多人形}は何れも 題材を古来の日本に求めたもの。 能や歌舞伎、美人の舞などだけど 本展で並んでいる作品は一風変わっている。 作者が伝統的な博多人形師の四代目との 肩書にもかかわらず、だ。 だってのっけから野球の一場…

富田菜摘 個展@Bunkamura Gallery 2019年8月4日(日)

廃品で創られた恐竜が大小並んでいる。 もはやお馴染みの『富田菜摘』の作品群。 大きいものは一抱えもあり金額的には五十万円ほど、 小は握り拳程度で数万円。 その中間の二十万円程度の作品も併せて 小さいものから殆どに赤丸シール。 当日は作家さんご本…

保存修復彫刻研究室研究報告発表展2019@東京藝術大学美術館 陳列館 2019年6月8日(土)

今年の会期も6月7日(金)~11日(火)と激短。 記憶を辿ってみると、一昨年年は訪問していたのね。 昨年は開催されていたのかどうか、それとも気付かなかったか 或いは、会期が短すぎて予定を入れられなかったか。 【1階】だけでの展示は例によって {修復…

時間/彫刻-時をかけるかたち-@東京藝術大学美術館 陳列館 2019年5月25日(土)

タイトルには{彫刻}と明記されているものの これってホントにそうなの?と首を傾げる作品が多々。 最たるものが【2階】の最奥部に展示されている 『大巻伸嗣』の〔トキノカゲ〕。 大きな一枚の布がふわふわと空中を漂っている。 仕掛け自体は傍によれば一…

宮内省御用達 川島織物と明治宮殿@LIXILギャラリー 2019年4月28日(日)

第二次大戦時の空襲でも 皇居周辺は被害に遭わなかったと勝手に思っていたんだが、 標題施設は類焼により焼失してしまってたんだねぇ。 残されている資料自体も少なく、写真も白黒であったため 今となってはその絢爛さを偲ぶ手立てはほぼほぼ無いものの、 室…

「工藝」とは・・・@LIXILギャラリー 2019年3月1日(金)

会期は~3月19日(火)まで開催。 「クリエイションの未来展 第18回 宮田亮平監修」も副題として付されている。 計十二名、十二点の作品が展示され、 一口に{工芸}と言っても 素材も技法も多様。 そのバリエーションも楽しむ場にもなっている。 本展では特…

好芸(こうげい)のあらわれ@スパイラルガーデン 2019年2月18日(月)

会期は19日(火)が最終日。 正式には”女子美術大学工芸専攻 卒業・修了制作展2019 ” 計三十八名の作品が展示され 最終日前日と言うこともあるのか 場内は係累と思われる人達が多く屯し 随分と姦しい。 所々でかたまってもおり、鑑賞に邪魔なこと この上ない…

Musashino Art University Graduation Works 2018@スパイラルガーデン 2019年2月3日(日)

日本語の表記では ”武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 クラフトデザインコース 卒業制作展” となっている。 会期は1月25日(金)~2月4日(月)も、 ~1月29日(火)は{陶磁・テキスタイル}、途中展示替えがあり 1月31日(木)~は{木工・金工・ガラス}となっ…

昭和30年ころの懐かしい店展@東海道かわさき宿交流館 2019年1月14日(月)

一年ほど前のこの企画の、まるっきりの焼き直し。 で、その時は「昭和」と書かれていたから良かったものの、 「昭和30年ころ」と書かれている今回ははっきり違和感。 だって店の看板がそもそも、右から左へ書かれているし。 これって大概、戦前のハナシじゃ…

本郷寛退任記念展-黙示-@東京藝術大学美術館 2019年1月12日(土)

同一会期で一気に四つの”退任記念展”が開催されている。 会期は~1月20日(日)まで。 そのうち【本館展示室3・4】での催しが標題展。 {乾漆}を主に塑像が三十点ほども並ぶ。 中には依頼され制作したであろう威風堂々とした〔田中正造 像〕や 奇矯な動きを…

人間国宝・桂盛仁 金工の世界-江戸彫金の技-@練馬区立美術館 2019年1月5日(日)

一般の入場料は300円。 これくらいの金額であれば、正規を支払って たまには入場しようと思うもの。 展示数は八十弱とそんなには多くない。 加えて帯留めとか香盒などの小物が多いし。 しかし目を凝らし仔細にそれらを見て回れば 手仕事の素晴らしさに否が応…

匠の森@ポーラ ミュージアム アネックス 2018年11月11日(日)

会期は~11月18日(日)まで、 十日間とかなり短い。 なので、とく訪う必要があるし、 会場内もそこそこの人の入りとなっている。 今回の出展は六名。 {錫器}の『中村圭一』の作品の中では「ちろり」に目が行く。 これからの季節、熱々の鍋にお燗で一杯と行…

うるしのかたち展2018@東京藝術大学美術館 陳列館 2018年11月11日(日)

【一階】の展示は授業風景のスライドのみ。 それと表の告知にある様に、 14時以降のイベントの準備のため 椅子を並べる作業が粛々と進められている。 何れにしろ、この後は混雑が予想されるから、 早めに観ておいた方が吉というもの。 計三十名の作品は 概…

刻まれた時間-もの語る存在@東京藝術大学美術館 2018年11月4日(日)

【本館地階】の半分を使い、彫刻作品がずらりと並ぶ。 とは言うものの必ずしも木彫だけではなく 硝子管を使用したもの、装置を使うもの、映像によるものと 表現は多様。 三十名弱の作品は大小、所狭しと犇めいている。 その中では 『一井弘和』の〔曙草浮遊…

退任記念 深井隆展-7つの物語-@東京藝術大学美術館 2018年11月4日(日)

【本館】の【三階】全てのスペースを使い開催中。 展示作品には大作が多いので、やはりこれくらいの広さが必要なのだな と思う。 フライヤーや看板に載っているモノと共通のモチーフが約半数、 残り半分は椅子の背に壮大な翼が付いているモノとほぼほぼなっ…

平櫛田中記念室 コレクション展示 2018@正木記念館1階 2018年11月4日(日)

普段は閉じられている【正木記念館】の一階にこんな施設があること、そして そこが期間限定で開室されていることを知ったのは、 別の展示を観るために訪れたたまたまのこと。 構内にもこの程度の告知しかないのよね。 多くは気付かないのか訪うのは疎ら。 そ…

田中智 ミニチュアワールド@ポーラ ミュージアム アネックス 2018年4月28日(土)

自分のような疎い人間でさえ 今日までの間に標題展の告知には三度も接している。 しかも何れもが異なる媒体で。 鵜の目鷹の目でこの種のイベントを探してる人達にとっては ピタリの内容だろう。 小さくてカワイイてカラフルだし、 なんといってもインスタ映…

「あのころ なつかしい 昭和のお店」@東海道かわさき宿交流館 2018年3月21日(水)

タイトルでは「昭和の」となっているけれど 個人的な感覚では「戦前の」が正しいんじゃないか。 田舎生まれ・田舎育ちの自分でも 物心付いた時にはこんな造作の店ほぼほぼ無かったし。 紙粘土や木材で作られ、着色された構造物自体は その店で売られている商…

色ガラス芸術のパイオニア 岩田藤七、久利@新宿歴史博物館 2018年2月11日(日)

添えられたキャプションを読むことで タイトルにある名前の二人は親子であること、 『久利』の妻も、違った畑から嫁いで来たにもかかわらず やがて{ガラス工芸}をものして行ったこと、更には 二人の子供も同じ道に進み、各々名を上げたことなどが理解され…

クリエイションの未来展 第14回@LIXILギャラリー 2018年1月20日(土)

もう何度目になるだろう 『宮田亮平』監修による標題展は。 なので今回も技法的には{金工}。 「金工のかたりべ」との副題も付く。 計十一名の作品が展示され 当然、監修者の〔シュプリンゲン〕シリーズはありつつも 個人的には『中川衛』『北村眞一』など…

和モダンの世界 近代の輸出工芸@たばこと塩の博物館 2017年12月2日(土)

一般の入場料は300円も、 新聞に付いて来た割引券を持参し150円で入場。 【2階特別展示室】は三々五々の入場者で 女性の比率が高いかも。 タイトルにあるように、明治・大正から昭和の初めまで 主に輸出用に作成された、しかし日本古来の技法や素材による逸…

退任記念 木戸修展 SPIRAL 螺旋の軌跡@東京藝術大学美術館 陳列館 2017年11月26日(日)

【陳列館】と、その周辺の【大学構内】にも複数点が置かれているので 見逃さないようにしないと。 しかしステンレスで造られたこれらの物体は 継ぎ目も見当たらず表面は滑らか。 それでいて有り得ない形にのたくっている。 ある物は下から巻き上がるような渦…

縒-染織開設50周年記念展@東京藝術大学美術館 陳列館 2017年11月5日(日)

同大の{染色分野}開設50年の記念展。 卒業生の中から主だった作品そのものの展示や 業績の写真展。 学校で学んだことは染色かもしれないけれど、 社会に出てからの活動は 映像だったり舞台だったりと幅広い。 中にはインダストリアルデザイン=バイク ま…

菅野健一 退任記念展@東京藝術大学美術館 2017年11月5日(日)

「Conditor alme siderum」との副題が冠されている。 【展示室3】には一切の仕切りが無く ただっぴろい開放的な空間が広がる。 そこに並んでいるのは とっても楽しい、布で創られた数々の造形。 写真からも明らか、形も色彩も 見ているだけで心が浮き立つよ…

鈴木基真展 MOD@LIXILギャラリー 2017年11月3日(金)

”クリエイションの未来展”の第13回は『清水敏男』監修による。 過去のこのシリーズは特定の個人に絞ってスポットライトを当てることはあまりなく、 内容もアートとはかけ離れた展示が多かったわけだが、 今回はそれを大きく覆す。 一木から切り出された作…