【1階】では”アジア漆の造形と祈り”展が~10月4日(火)まで、
【2階】では”うるしのかたち展2022”展が~10月5日(水)までの会期で開催。
この一日のずれがなんとも微妙だが、
次回展への都合だろうか。
何れにしろ、館内は大層な混雑。
おそらく本日が最終日の”日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱”からの流れが多いのだろうと。
【2階】の展示は、観慣れた作家さんの作品が並ぶ。
勿論、どれも素晴らしいもので、
手に取って質感を確認できないのが残念でしょうがない。
やはり新鮮だったのは【1階】の展示で、所変われば品も変わる。
漆を表面に塗布しながらも、その下の素材は特産のものが多い印象。
竹や地場で採れる木材などで。
ただそれにより、見た目の質感が違って見えないのは、
漆の特性によるものか。
蓋し優れた天然の塗料なのだと、改めて感心する。