後期の会期はは3月17日(金)~4月16日(日) 。
出展作家は『秋山美月』『佐藤幸恵』『永井里枝』の三名で、
何れも女性かな。
『秋山美月』の〔Afraid to look〕は
円形に固められた樹脂の中に
鍵が埋め込まれている。
平らな台の上にかなりの数が置かれ、
入り口を背に、右手上は透明、
左下に行く毎に、
濃い藍色に次第に変容。
鍵を何のメタファーと取るかの解釈は様々だろう。
『佐藤幸恵』の〔気色/Scene〕のシリーズは
くすんだ硝子で形成された物体の中にモノが埋め込まれたり、
刺さっていたり、貫通していたり。
更にはそこから伸びた金属の線には
様々な文物が付帯。
一見して賑々しくあるものの、
素材の性質のせいか静謐さを感じてしまう。