RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鈴木清写真展@FUJIFILM SQUARE 2023年2月26日(日)

【写真歴史博物館】にて、サブタイトルは”天幕の街 MIND GAMES”。 ポスターの写真を見ても内容は判然とせず、が、中に入り、並んでいる作品を観れば瞭然。 サーカスの大テントのことなのね。 おそらく日本ではないサーカス団の日々の生活が綴られる。 ショー…

逆転のトライアングル@チネチッタ川崎 2023年2月25日(土)

封切り三日目。 席数244の【CINE7】の入りは七割ほど。 『リューベン・オストルンド』監督の前々作、〔フレンチアルプスで起きたこと(2014年)〕は何とも皮肉な映画だった。 フレンチアルプスの高級リゾートでスキーを楽しむ若い夫婦と幼い子供達。 とこ…

ワース 命の値段@チネチッタ川崎 2023年2月25日(土)

封切り三日目。 席数244の【CINE7】の入りは六割ほど。 我が国於いても、「命の値段」の算定は日々行われており、裁判であれば、損害賠償金として示されるし、保険でもそれは同様。 もっとも金額は法律で規定されているわけではなく、年齢や年収等を勘案…

潮田登久子 写真展@横浜市民ギャラリーあざみ野 2023年2月24日(金)

”永遠のレッスン”との副題。 標題館、前回の訪問は六年前のほぼ同じ日付で『新井卓』を観に。 無料なコトに加え、展示スペースの【展示室1F】が広くその全面を使っているので、兎に角、量が多いのも嬉しい。 今回のウリである〔冷蔵庫/ICE BOX〕のシリーズ…

少女は卒業しない@チネチッタ川崎 2023年2月23日(木)

本日初日。 席数129の【CINE2】の入りは七割ほど。 自分としてはたぶん二度目の体験だったのだが、機器トラブルにより上映開始が数分遅れるトラブルあり。 時間になっても館内の灯かりが消えず、却って明るくなるので訝っている時に係員さんからの説明。 …

引き寄せられた気配@トーキョーアーツアンドスペース本郷 2023年2月19日(日)

”ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5”とのサブタイトル。 出展作家は『海老原靖、鮫島ゆい、須藤美沙』の三名。 『海老原靖』の作品は直近のウクライナ情勢に想を得たものと思われ。 〔ひまわり(1970年)〕の一場面、有名な向日葵畑と『ソフィア・ロー…

戦前の新宿@新宿歴史博物館 2023年2月19日(日)

サブタイトルにあるように「1834(天保5年)~1940(昭和15年)」までの新宿の歴史を浮世絵と写真、古地図で振り返る。 浮世絵は『広重(初代/二代)』が数点。 古地図は量は多いもののつぶさに見て行かないと全体像が掴めないのが難点。 勿論、中には「淀橋…

ボーンズ アンド オール@109シネマズ川崎 2023年2月18日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは五割ほど。 『ティモシー・シャラメ』目当ての女性客が多いかと思いきや、半数以上が男性との構成はやや意外。 今回の「同族」は一風変わった特徴を持つ。ただ大括りでは「カンニバリズム」に分類して良い…

シャイロックの子供たち@109シネマズ川崎 2023年2月18日(土)

封切り二日目。 席数172の【シアター4】の入りは五割ほど。 〔ヴェニスの商人〕に登場する『シャイロック』は本分である金貸しを忠実に履行しただけなのに、何故に世間からこうも指弾されるのか。 本作の中でも提起される疑念も、とりわけ西欧ではキリス…

ART in MUSIC「POINT OF JAZZ」@BAG-Brillia Art Gallery- 2023年2月12日(日)

このギャラリーは音楽をテーマにしたイベントが好きなのだろうか。今回は「Jazz]。 【BAG+1】に入ると、 正面には「JBL]のスピーカーに「BRAUN」のプレーヤー。おお!と思ったが、実際に鳴っているのは違うのね。 壁一面に、名盤と言われるLPレコードのジ…

アネックス展 2023 -自立と統合-@POLA MUSEUM ANNEX 2023年2月12日(日)

前期は2月10日(金)~3月12日(日)、後期は3月17日(金)~4月16日(日)の会期。 各三名の作品が展示され、今回は『木島俊介、國川裕美、星野薫』。 『國川裕美』の「ハシビロコウ」を題にした作品には笑ってしまう。おそらく、実物大のそれは(実物を見たことは…

対峙@TOHOシネマズシャンテ 2023年2月12日(日)

封切り三日目。 席数224の【シャンテ-1】の入りは七割ほど。当該館では珍しく客が入っておらず、やはり内容が地味目な為かとも思ったり。 〔おとなのけんか(2011年)〕では子供の喧嘩の後始末に加害者と被害者双方の両親が乗り出したために、却って収拾…

バビロン@チネチッタ川崎 2023年2月11日(土)

封切り二日目。 席数284の【CINE5】の入りは四割ほど。 『デイミアン・チャゼル』の新作は観終わって、ああ、これは主に二つのテキストに拠っているのだろうなとの感想。 舞台となるのは「トーキー」の嚆矢とされる〔ジャズ・シンガー(1927年)〕が公開…

#マンホール@TOHOシネマズ川崎 2023年2月11日(土)

封切り二日目。 席数542の【SCREEN5】の入りは一割ほど。 まぁ、主演俳優目当ての人はこの後の舞台挨拶付きの回に行くだろうから、この入りはある意味納得。 結婚式の前日に、会社仲間からのサプライズパーティ。気分良く酩酊し、ややふらつく足取りで帰…

第二十四回 日本橋骨董入札会@丸善 日本橋店 2023年2月5日(日)

「丸善 日本橋店」の三階にはギャラリーが在ることは知っていたが、こんな催しもやっていたのね。 これからは新聞の告知ももっと注視しなくては。 会期は2月1日(水)~7日(火)で、現時点では既に終了。 スペース自体はそれほどの広さではなく、ため多くの…

東京長浜観音堂 2023年2月5日(日)

2月1日(水)~28日(火)が「第四回」の会期で、どうやら本展が今年度の掉尾となるよう。 この後は以前の様に長期休館となってしまうのだろうか。そうであっても、できるだけ早く再開して欲しいもの。 今回おわすのは”十一面観音坐像(脇仏)冷水寺(長浜市高月…

金沢美術工芸大学日本画専攻修了生4人展@アンペルギャラリー 2023年2月5日(日)

実際のタイトルは”ひとひら”。 四名は『大霜貴由/澤村真穂/田中やよい/南野和』で、たぶん全員が今回初めて聞く名前。 「明るい作品づくり」を目指すと言いながら、暗めの画面に獰猛な顔立ちの鳥を描く(笑)、『田中やよい』や一転して鮮やかで色とりど…

恵比寿映像祭2023@東京都写真美術館 2023年2月4日(土)

標題館と周辺の複数会場で、会期は2月3日(金)~19日(日)。 定員に余裕があれば当日入場可能も、事前予約がやはり時間指定もできて便利。 今回のタイトルは”Technology?”。 まぁ今はコンピューターのチカラを借りれば大抵の映像的な仕掛けは可能なわけで…

スクロール SCROLL@TOHOシネマズ日比谷 2023年2月5日(日)

封切り三日目。 席数98の【SCREEN2】の入りは七割ほど。 青春の蹉跌と再生を描いた群像劇は多い。 直ぐにでも思い出せる近作は、〔ちょっと今から仕事やめてくる(2017年)〕〔明け方の若者たち(2021年)〕〔花束みたいな恋をした(2021年)〕あたり。 仕…

Bi!Bi!Bi!Kyou!@品川区民ギャラリー 2023年2月4日(土)

【イトーヨーカドー大井町店8階】の標題施設は折にふれ確認することにしている。 時としてとんだ拾い物があったりで。 勿論、今回の展示もその一つ。 「ビ・ビ・ビ! キョウ!!!」と読むらしく女子美術大学美術教育専攻4年生有志7名による卒展とのこと。ポス…

A girl philosophy@CHANEL NEXUS HALL 2023年1月29日(日)

存在は以前から認識していたものの、そのブランド名から来る敷居の高さがなんとなく足が近づかない要因。 良い企画を折にふれて出しているので、一度入ってしまえば、以降のリピートは確実なのだが。 場所は【銀座3丁目】の【シャネル銀座ビル 4階】。 入り…

龍星閣がつないだ夢二の心@日比谷図書文化館 2023年1月29日(日)

”「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点”とのサブタイトル。 「龍星閣」は千代田区内にある出版社とのことで創業者が『夢二』作品を精力的に蒐集、とりまとめ出版をしたことでブーム再燃に繋がった、とは館内の掲示にもあり。 原画や肉筆画の展示は過少乍…