”「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点”とのサブタイトル。
「龍星閣」は千代田区内にある出版社とのことで
創業者が『夢二』作品を精力的に蒐集、
とりまとめ出版をしたことで
ブーム再燃に繋がった、とは
館内の掲示にもあり。
原画や肉筆画の展示は過少乍ら、
出版された本の挿絵や絵葉書等が多数並び、
彼の表現にふれるには十分の機会。
また、『夢二』が運営した絵草紙屋「港屋」の包装紙や
離婚した元妻の『岸たまき』による挨拶状など
(自分には)初見のものも多々。
壁一面には年表が描かれ、そこには写真も。
『夢二』がかかわった多くの女性の姿を
見られるのも嬉しい。
皆々、見目麗しく、
別れたのに嫉妬に狂うとか、
死別して魂が抜けたようになるとか、
彼の心情も判らぬでもない。
会期は~2月28日(火)も、
途中で展示替えがあり、
前期:~1月29日(日)
後期:1月30日(月)~
となっているよう。
https://www.edo-chiyoda.jp/tenji_koza_kodomotaikenkyoshitsu/tenji/1/511.html