2022-01-01から1年間の記事一覧
本日初日。 席数118の【シアター5】の入りは三割ほど。 〔燃ゆる女の肖像(2019年)〕の監督/脚本の『セリーヌ・シアマ』の最新作との触れ込み。現時点での評価は「IMDb」で7.4、「Metascore」でも93と、極めて好評。 とは言え、73分の極短尺。登…
本日初日。 席数118の【シアター3】の入りは二割ほど。 ただ一部劇場では、一週間前から先んじて上映されているようなので、『松井玲奈』ファンは、そちらで観ているかも。 『島本理生』原作の映画化は〔Red(2020年)〕が噴飯モノの内容だった以外は、〔…
本日初日。 席数191の【CINE10】の入りは七割ほど。 今日が23日、且つ、他の劇場での上映があまりないことからの入りか。ちょっと吃驚してしまう。 日本でも昔から「件」の存在が巷で噂に上る。 人面牛体の妖怪で、生まれると直ぐに死んでしまうのだが、…
「キヤノンフォトコレクション」と題して~9月27日(火)まで開催。 下調べもせずに行ったのだが、展示内容は地域と人物とのカテゴリーと直ぐに了解。 前者は東京/沖縄/秋田の各地。 土地土地の風俗には勿論目が行くし、そこに住まい暮らす人々についても言…
「東京カメラ部連動企画展」とも書かれている。~9月27日(火)まで開催。 https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/tokyocameraclub-u35-eos 計五名の作品が展示され日本らしい情緒に訴える『うさだだぬき』の作品にも目が行ったけれどもっと…
封切り四日目。 席数240の【SCREEN7】の入りは四割ほど。 直近で「潜入捜査官」と言えば、どうしても〔土竜の唄〕を思い出す。 原作がどうかは知らぬが、映画版は『宮藤官九郎』脚本だけあり、お馬鹿でお下品なギャグが満載の三部作。 とは言え、その中で…
封切り三日目。 席数349の【シアター6】の入りは八割ほど。 タイトルを見て、更に予告編を十数度観て、ああこれは〔オリエント急行殺人事件〕のパターンだなと検討を付ける。 が、それでは、実際にはトリックや構成の三割程度しか予想できてはおらず。 さ…
展示会場は【BAG+1】【BAG+2】ながら、後者は最近多い展示販売らしいので、前者での鑑賞に絞ってみる。 そして普段であれば素通しの入り口扉が、何故か覆われ中が見えない造作になっている。 その仕掛けの理由は、中に入って判明、入り口のスペースから既に…
計五名の作品が展示されグランプリは『岡崎ひなた』の〔水面にカゲロウ〕に決定済で、この選択には、かなり頷いてしまう。 今回は一つの映像作品を含めて、作者にとって身近な被写体を扱ったモノが多い印象。 その中でも、消え行く風俗にスポットを当てた彼…
”TOKAS Project Vol. 5”とのタイトル。 計五名の作品が展示。 入場時に入り口脇の受付で、検温~手指消毒の後、「一階の展示は、奥のコンクリートに実際に足を乗せて体験頂けます」との声掛け。 甚だ疑問に思いながら歩を進める。件の展示は『ルー・チーユン…
会期は9月6日(火)~10月16日(日)と、随分と長めに取られている。 そのせいかもしれぬが、自分の訪問時に他の来場者の姿を見ることは無く。 【5階】には過去の奨学生及び特別出品の三名の作品が並ぶ。 何れも、ああこれ!と、記憶にあるもの。 【3~4階】…
封切り二日目。 席数142の【SCREEN1】の入りは二割ほど。 少し前に流行った{楽曲インスパイア系}も、最近はあまり目にしないなと思っていたら、本作のようなカタチで繰り出されるとは、完全に意表を突かれた。 『矢野顕子』の〔LOVE LIFE〕は聴いたこと…
封切り二日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは三割ほど。 先日、「NHK」の〔ファミリー・ヒストリー〕を見ていて、『麿赤兒』⇒『大森立嗣』『大森南朋』の系譜を知りかなり驚く。 なるほど、なので監督の作品にはこの二人が度々出演しているのだなと納…
【陳列館1・2階】【正木記念館2階】で開催。 訪問日は丁度「藝祭」に当たっていたようで、【上野公園】も、同学に続く道も、勿論構内も人の波が凄い。 当然、本展も例外ではなく、常ならそんなに混まないだろうに、来場者がひきもきらない。 「収束と発散」…
封切り三日目。 席数456の【SCREEN1】の入りは八割ほどと盛況。 ほんの少し前までは「世界一運の悪い男」の称号は『ジョン・マクレーン』の独壇場だった。 何故か行く先々で事件に巻き込まれ、「なんで俺がこんな目に・・・・」とぼやき身体もボロボロに…
封切り二日目。 席数284の【CINE5】の入りは四割ほど。 最早中年の一組の夫婦が郊外の一軒家を購入する。それは初めて持つ、自分達の城。 月々のローンや二人住まいには広すぎる難点はあるものの、その家が持つ一風変わった特色を気に入ってのコト。 それ…
封切り二日目。 席数290の【CINE4】の入りは二割ほど。 「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」準グランプリの映画化と聞く。 過去、〔嘘を愛する女〕〔ルームロンダリング〕〔ブルーアワーにぶっ飛ばす〕〔ゴーストマスター〕〔水上のフライト〕〔哀愁…
「汽笛一声新橋を~♪」から百五十年とのことかしら。 往時を、写真や浮世絵、文物等で振り返る試み。 前者の中には最近再発見されて話題となった「高輪築堤」が写され描かれているものもあり。 これだけの構造物が今まで埋もれていたのは、古くから順に「関…
サブタイトルは「その男, 彭志維 (ポン・ツー・ウェイ)」。 台湾の大学で教える作者が、そこで出会ったある男の日常を追う。 写真は幾つかのセクションに分けられ、各々(台湾の)地域名がタイトル宜しく付されている。 このことから主人公は、各地を転々と…
封切り三日目。 席数120の【SCREEN8】はほぼほぼ満席。 けして「貴種」とは言えないけれど、これも一つの「流離譚」。 実績はあるものの、捜査現場で傍若無人に振る舞い過ぎた刑事が、それを咎められ、左遷の憂き目に遭う。 流される先は、180°畑違い…
封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは五割ほど。 『ジョーダン・ピール』の新作は、どうレビューを書いてもほぼほぼネタバレになってしまうので、ココは開き直り、一種の{バスターズ}モノとのっけから言いきってしまう。 とは言えその対象が…
封切り二日目。 席数172の【シアター4】の入りは六割ほど。 珍しく、原作既読。 なので映画化の報に接した時に、例えば「集英社文庫」であれば上巻:382ページ、下巻:335ページの長編を、どのように二時間程度の尺に納めるのか、自分なりにおこがましく…
封切り二日目。 席数335の【SCREEN6】の入りは三割ほど。 あることをきっかけに過去の記憶が蘇えり、それを元にした小説をモノするのは『マルセル・プルースト』の〔失われた時を求めて〕に代表される仕掛け。 もう一つ、今は売れなくなってしまい家族に…
封切り二日目。 席数127の【シアター2】の入りは五割ほど。 本作のフライヤーには「ふわふわヒットガール」なる惹句が書かれているが、「ヒットガール」=『ミンディ・マクレイディ』であり、《キック・アス(2013年)》で彼女を演じた当時十三歳の『クロエ…
【ヒルサイドテラスF棟】で~8月21日(日)まで開催。 その言によると、日本と中華圏の若手人気アーティストの作品約50点を展示とのこと。 そう言えば、作家の名前を見て行っても、全てが記憶にないもの。 更にプロフィールを確認すると、過去に目にしているも…
「Wonder Village」とのサブタイトルが冠されている通り、ギャラリー内は大小の動物達で溢れ返っている。 基本、即売も兼ねた展示会なので、プライス表示はされており、安価なものは3.3万円、高いものでも十数万円強ほど。 とりわけ、壁を這っているトカ…
本日初日。 席数172の【シアター4】の入りは八割ほど。 監督の『三木孝浩』は原作ありモノ、とりわけ少女漫画を底本にした映画化についてはそつなくこなす、所謂「職人」の印象。 直近ではやや異種な、《夏への扉 -キミのいる未来へ-》のようにSFの名作…
会期は~8月6日(土)なので本日が最終日。 そしてポスターにもあしらわれているこの一枚を見る度に、心が苦しくなる。 被写体は写真家の妻となる女性『クリスティーネ・ゲスラー(Christine Gössler)』。弾むような笑顔が印象的。 「第一章 1978.2-1981.11」…
標題館では既にしてお馴染み『野口哲哉』の展覧会。 館内、写真撮影可なので、写メを撮りまくる人で溢れている。特に女性に多い印象。 今回も数多の鎧兜の武者が、ある者は疲れ果て、またある者は物欲を表に出し可笑しみを伴いながらも存在する。 おそらく、…
第二期の会期は8月2日(火)~31日(水)。 展示されているのは「十一面観音坐像」を中心に計五体で何れも小さな像。 件の像だけは、他の四体よりも大きく造られてはいるものの、それでも30㎝ほどの高さか。 慈愛と凛々しさが併存するお顔は惚れ惚れとする…