「写真は真実を語る」との副題が冠されている。
最近何かと話題の『ユージン・スミス』の写真展は本日が初日。
情報は随分と前に仕入れ、しかし
各所で取り上げれるようになると混雑するだろうと
訪問をタイミングを計っていた。
今日は近隣で時間がぽっかり空く幸運に見舞われる。
案の定、時間もあってか、場内は空き空きの状態。
展示はほぼほぼ編年で
約六十枚が並ぶ。
なので、今回観て置けば
彼の業績の大枠は掴める構成。
勿論、〔楽園への歩み〕も展示されているし
〔水俣〕も数枚が並んでいる。
しかしそのどれにも共通するのは
彼の事実を見る目の厳しさ、或いは
権威・権力への向き合い。
自身のスタンスが明確で、
常に弱い者の側に立った視点は
共感を持たずにはおられない。
会期は~11月25日(木)まで。