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「工+藝」@東京美術倶楽部 2024年5月26日(日)

最近では有料の展示会を比較的多く開催の印象も、
やはり施設の趣旨を勘案すれば
多くの人に、無料で美術にふれる機会を
できるだけ多く設けてほしいもの。

 

標題展は選出された四十八名の作品が並び、
大詔・優秀賞も選出されている。

それにしても
焼き物から漆器、竹細工、ガラス工芸、と
その幅広さに驚きながら歩を進める。


『福田亨』の〔吸水〕。
木版の上に溜まった水を吸いに集まった、二頭の揚羽の繊細さ。

長谷川清吉』の〔くすり〕。
箱から出した薬をアルミのシートから押し出して飲む。
そのカラの描写のリアルさ。
ましてや素材が銀であることを知れば、驚きはいや増す。

『瀬戸毅己』の〔曜変天目〕。
タイトル通り。
チャレンジする意気や善し。

 

会期は訪問当日が最終日で、
既に終了した展覧会。