#絵画
会期は二つに分かれ第1期は~5月7日(日)まで。 それもあってか、自分の滞在中に他にも四人の入場者の姿を見かける。 イベントが予定されているわけでもないのに珍しいこともあるもの。 出展は『室井悠輔、井上瑞貴、宇佐美奈緒』の四名。 『宇佐美奈緒』の…
そのタイトルは言い得て妙。「新宿」に所縁の有る画家の作品が、情報量たっぷりの解説と共にずらりと並ぶ。 勿論、そのかかわりの深さは様々。例えば『林芙美子』の旦那が画家だったことは本展で初めて得た知識。 また、『佐伯祐三』も知己を得ていたとはね…
現時点では終了している展覧会。丁度、自分の訪問日が最終日。 ”東北芸術工科大学日本画コース卒業生二人展”とも書かれており、その二名は『神谷恵×古田和子』。 『神谷恵』の作品は日時の何気ない景色が広大な宇宙へと連環する表現。 有限が無辺へと違和感…
珍しく【BAG+1】と【BAG+2】の両方が純粋な展示会場として設定されている。 その分、出展作家数は多いということで、前所で六名、後所では七名の作品が並ぶ。 際立って面白かったのは『谷敷謙』の作品でこれは「押絵」を作るのと類似の技法だよねぇ。素材に…
既に終了した展覧会。自分が訪れたのは最終日。そのせいもあってか、来場者の姿は多く見かける。 【ACT1~5】を使っての開催も、以前は地階も使用していたので、作品数が減ったのか、それとも小粒になったのか。 それでも百点ほどが並んでいる計算だと…
30年続いて来た標題ギャラリーでの展示も今回が最終。 施設全体の建て替えに伴い閉鎖となり一時「クリエイティブスペース8/@渋谷ヒカリエ」に移転する。 ここ暫くはご無沙汰だったけど、これは何を置いても行かねばとようやく最終日にやって来た。 ギャラリ…
本シリーズ展ももう何回目だろうか。 現代アートの「OKETA COLLECTION」のその一部を無料で目にできるまたとない機会。 http://oketacollection.com/ 訪問当日は同氏も会場におられ、知己と歓談されていた。 展示作家は四十名近く、点数も多いし、相当数が纏…
【1・2階】を利用し~4月9日(日)まで開催。 キュレーション専攻の学生が主体となり世界各国の十二組のアーティスト作品を展示。キュレーターとしては七人の氏名が連なっている。 Glitches=不具合とのことらしい。 とは言え、個人的にそれをストレートに…
後期の会期はは3月17日(金)~4月16日(日) 。出展作家は『秋山美月』『佐藤幸恵』『永井里枝』の三名で、何れも女性かな。 『秋山美月』の〔Afraid to look〕は円形に固められた樹脂の中に鍵が埋め込まれている。 平らな台の上にかなりの数が置かれ、入り口を…
サブタイトルは”多摩美術大学日本画専攻卒業生・修了生四人展”。 四人の経歴を確認すると、何れも2022年までに卒業しているようなので、所謂「卒展」ではない模様。 『宮崎篤』の〔連なる〕は三連の、三分割された鰐、それも頭部だけを大きく描いたもの。 そ…
「武蔵野美術大学日本画学科卒業生グループ展」がサブタイトル。 出展されている『アルト・クサカベ/小俣花名/後藤まどか/蜂須瑚々/村上のどか』の五名は既にして卒業生なので、所謂「卒展」ではないのだが。 中では『後藤まどか』の画が好きな表現。と…
【4/5階】は「武蔵野学芸専門学校2023卒業制作展」 【3階】は「早稲田国際ビジネスカレッジデザイン科総合学科」 例によってエレベーターで五階に上がり、階段を使って順に降りて来るのでこうした書き方に。 一点、気になった作品が。 タイトルと作者名は…
【展示室1A/1B/1C/1D/2A/2B/2C/2D】 【野外展示場A/B/C】で開催。 各大学はHPに独自の告知を上げているが、統一したHPは作成されてないのね、不思議だ。 そして何時も思うことは、会場割はどのように決めるのか。 例えば今回、【六本木駅】側の入り口に…
「支援アーティスト6組による新作展」との副題が付き、~2月26日(日)まで開催。 今回は映像作品、インスタレーション、イベント連動で参加して成立する企画が多く、また平面も自分の好みからは少々外れており。 まぁ、こうしたこともあるよね。行ってみて…
”ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5”とのサブタイトル。 出展作家は『海老原靖、鮫島ゆい、須藤美沙』の三名。 『海老原靖』の作品は直近のウクライナ情勢に想を得たものと思われ。 〔ひまわり(1970年)〕の一場面、有名な向日葵畑と『ソフィア・ロー…
「丸善 日本橋店」の三階にはギャラリーが在ることは知っていたが、こんな催しもやっていたのね。 これからは新聞の告知ももっと注視しなくては。 会期は2月1日(水)~7日(火)で、現時点では既に終了。 スペース自体はそれほどの広さではなく、ため多くの…
実際のタイトルは”ひとひら”。 四名は『大霜貴由/澤村真穂/田中やよい/南野和』で、たぶん全員が今回初めて聞く名前。 「明るい作品づくり」を目指すと言いながら、暗めの画面に獰猛な顔立ちの鳥を描く(笑)、『田中やよい』や一転して鮮やかで色とりど…
【イトーヨーカドー大井町店8階】の標題施設は折にふれ確認することにしている。 時としてとんだ拾い物があったりで。 勿論、今回の展示もその一つ。 「ビ・ビ・ビ! キョウ!!!」と読むらしく女子美術大学美術教育専攻4年生有志7名による卒展とのこと。ポス…
”「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点”とのサブタイトル。 「龍星閣」は千代田区内にある出版社とのことで創業者が『夢二』作品を精力的に蒐集、とりまとめ出版をしたことでブーム再燃に繋がった、とは館内の掲示にもあり。 原画や肉筆画の展示は過少乍…
掲示されている案内を読むと(ここ数年多くの企業でも流行っている)社内ベンチャー制度でCVCを誕生させた、と。 その投資先の一つが「TRiCERA」なる現代アートのオンライン販売を生業とする会社。 本展は同社とのコラボ企画。 いいよね、社業とは離れて…
PartⅡの会期は、1月10日(火)~29日(日)。 計十六点の展示は『小倉遊亀』『安田靫彦』が二点、『堀文子』が三点と同一画家の複数作品を見比べる楽しみ。 同様に『光琳』も二点が並んでおり、一点は日本画も、もう一点は〔硯箱〕。 『乾山』との合作作品が有名…
【本館 展示室2】にて開催中の、先の展覧会の関連展。 タイトル通り二十二名の作品が並びその多くは{壁画}とは、あまり関係がなさそうで。 個人的に心が動いたのは{ステンドグラス}の数々。 『中野竜志』の〔ニワデンキ〕、『藤原俊』の〔御茶箱再彩〕、…
【ギャラリーA・C】で開催されている”美をつむぐ源氏物語-めぐり逢ひける えには深しな-”は有料。 そして、こちら【ギャラリーB】の”源氏物語と江戸文化”は無料。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_collection.html 会期は共に~2023年1月6日(金)まで…
昨年までは「シェル美術賞」だった記憶。本業と同じくブランドを継承し順次名称変更の一環との認識で宜しいか。 まぁ観る側とすれば、どこがやってくれても開催されれば有り難いわけで・・・・。 一般の入場料は400円も、無事に招待券を入手。 受賞作を含め…
昨年は、どうにも時間が合わず、行けなかった。 今年も事前予約は必要ではないので、自分の都合さえ調整すればなんとでもなるのは有り難い。 公式サイトも用意されているが、先ずは作品と向き合い、帰宅してから確認をするのは毎度の流れ。 【本館4階】に入…
「あいおいニッセイ同和損保」が所有する椿絵のコレクション展。 PartⅠ:12月3日(土)〜25日(日)PartⅡ:2023年1月10日(火)〜29日(日)の開催。 館内は(当たり前のように)大小さまざまな椿の画が並ぶ。 鮮やかな赤と緑のコントラスト。 この時期に、木に咲く…
鉄道150周年記念展が当該館でも開催されている。 新橋~横浜間の中途の停車駅だし、「京急」も通っていることを勘案すれば当然の成り行き。 内容は「鉄道歴史展示室」で見たものと重なる部分が多く、とりわけ「高輪築堤」に関する資料とか。 とは言え、出…
当該館も、何時の頃からか「チャリティオークション」を定期的に開催するのが恒例となってきているよう。 今回は「Spring is around the corner」のタイトルのもと、展示履歴のある二十名の作品が並ぶ。 キャプションには、作者の作品とタイトルに纏わる思い…
アーチストの名前の前には、「第10回ArtistGroup-風-大作公募展 あいおいニッセイ同和損保奨励賞受賞作家」と付されている。 彼の作品は、其処彼処で頻繁に観かける記憶。 巨大な樹木や、巨石の上にジオラマの様に小さな人間が立つ。 描かれているのは何れも…
ローマ字で書かれていると、なんのこっちゃ?となるけれど、サブタイトルを見ると一目瞭然。 「吉野石膏美術振興財団在外研修助成採択者成果発表展」 「タイガーボード」で有名な、あの「吉野石膏」がこうした美術助成をしている、と。 なので、作品名や作者…