今年は無事に招待券を入手できたので(笑)、
意気揚々と会場に向かう。
ちなみに、一般の入場料は400円。
例年同様、他の有料展の半券でも入場可の為、
館内の入りはまずまず。
場内には入選者の作品がずらりと並ぶ。
更に最奥のスペースには
”シェル美術賞 アーティスト・セレクション(SAS)2021”として四名の作品が置かれているのだが
ここで注目するのは『高松明日香』。
一つの画面内に複数の異なるストーリーが描かれており、
たまたまかもしれぬが、
入選作の中にもそのような仕掛けの作品が多い印象。
グランプリは『福原優太』の〔無題〕も、
個人的に気になったのは
『城戸悠巳子』の〔ドの#〕
『伊東啓二朗』の〔スリープ〕
『山室淳平』の〔山水図〕。
とりわけ『城戸』の作品は
『本城直季』の写真の様にジオラマ風に見える街の風景から
色とりどりの揺らぎが立ち上がる。
地面を低く、空を高く取り
不思議な光景が柔らかく繰り広げられる。
勿論、オーディエンス投票は
彼女にね。
会期は~12月20日(月)まで。