「SKY IV」との副題が付されているが、
出展者は『重松駿/秋元貴美子/穴吹有希』の三名。
とすると、「Ⅳ」の意味するところは
本展の回数ということか。
『穴吹有希』の作品は、何時か何処かで観た記憶。
暗い中ではじける線香花火の火花を写した写真が幾枚も。
刹那の記憶を焼き付け、短い時間の燃焼でぽとりと落ちるそれは、
夏の風物詩を外しても美しい。
『重松駿』の作品は「注連縄」の縁起から書き起こし、
それを人間の腕で表現。
二人の手が絡み合う様は、艶めかしくもあり、
神々しくもあり。
会期は~12月16日(木)まで。