封切り三週目。
席数107の【CINE 1】の入りは三割ほど。
春休み故か、若い人達の姿を
ちらほらと見かける。
席数107の【CINE 1】の入りは三割ほど。
春休み故か、若い人達の姿を
ちらほらと見かける。
二時間の尺を使い、観客の前に展開されるのは
次作に向けた壮大なイントロダクション。
次作に向けた壮大なイントロダクション。
なので〔前篇〕では「事件」のあらましと
主要な登場人物の関係性が粛々と描写される。
主要な登場人物の関係性が粛々と描写される。
主役の少年・少女達は基本オーディションで選定され、
本作が初の出演という者も少なくないという。
本作が初の出演という者も少なくないという。
ためであろう、脇を固める大人達には、
演技ができる役者をがっちりと配しバランスをとっている。
演技ができる役者をがっちりと配しバランスをとっている。
とは言うものの、この中学生達は
前述のハンデを忘れてしまいそうになるくらい
結構達者に芝居する。
前述のハンデを忘れてしまいそうになるくらい
結構達者に芝居する。
しかし、中途の科白はアンバランスな箇所も多々あり、
妙に大人びているかと思うと、小学生かよと思うような会話をしたりする。
ここいら辺、脚本の設定がぬるいかもしれない。
妙に大人びているかと思うと、小学生かよと思うような会話をしたりする。
ここいら辺、脚本の設定がぬるいかもしれない。
評価は☆五点満点で☆☆☆★。
物語に纏わる幾つかの謎、特に誰が「告発文書」を送ったのか
については、最早回答が示されているようにも見える。
については、最早回答が示されているようにも見える。
主人公が、何故「学校内裁判」を開こうと思い立った経緯についても、
虚実は判然としないながらも提示される。
虚実は判然としないながらも提示される。
謎は、果たして犯人は居るのかと
居るとすれば誰なのかに収斂する筈だが、
巻末に流される〔後編〕の予告編を観る限りは
思わぬ結末が提示される予感もする。
居るとすれば誰なのかに収斂する筈だが、
巻末に流される〔後編〕の予告編を観る限りは
思わぬ結末が提示される予感もする。