封切り三日目。
席数127の【シアター2】の入りは九割ほど。
驚くべきはその客層で、小中学生くらいの女子が
めっちゃ多い。
めっちゃ多い。

本作では未来からの声に命を救われる30歳のOL役だが
ムリなくこなしているのはたいしたもの。
ムリなくこなしているのはたいしたもの。
後輩を演じた同年齢の『川栄李奈』よりも、ちゃんと大人びても見えるし。
作品自体は、タイムトラベル的な要素を纏った、
本質的には純愛映画。
本質的には純愛映画。
ただ、時空を超えて声だけが届くとの仕掛けは
なかなかの新機軸。
なかなかの新機軸。
身体が移動するのではないので、手も足も出ない(出せない?)もどかしさや、
コトの成否を確かめる手段が限定されるとのシバリがある。
コトの成否を確かめる手段が限定されるとのシバリがある。
そう言った背景の説明に「タイムパラドクス」云々が使われる訳だが、
ここはハナシ半分で聞いておけば良い。
ここはハナシ半分で聞いておけば良い。
だって肝心の設定の細部については、他の作品同様矛盾が有りまくりだから。
また、提示される謎についても、冷静に考えれば
一人の人間しか指し示してはおらず加えて、伏線らしきエピソードは皆無だものね。
一人の人間しか指し示してはおらず加えて、伏線らしきエピソードは皆無だものね。
まぁそれらの全てを脇に置いて本作は、『川口春奈』のあれこれを楽しむ一本。
特にコスプレ等があるわけではないものの、
女優としての表情の千変万化を見ているだけで随分と満足度は高い。
女優としての表情の千変万化を見ているだけで随分と満足度は高い。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
製作者サイドをそれらを慮ってのことだろう
アップを多用、鑑賞者の視点誘導を目論んでいるよう。
アップを多用、鑑賞者の視点誘導を目論んでいるよう。
でもなぁ、あれだけ身長のある彼女に
尾行をさせるなんてかなりムリムリな造り込み
尾行をさせるなんてかなりムリムリな造り込み
だって、目立ってしょうがないじゃない(笑)。