RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

写真新世紀展 2021@東京都写真美術館 2021年10月30日(土)

f:id:jyn1:20211102075428j:plain

 

優秀賞七名と佳作十四名の作品と
昨年のグランプリ受賞者『樋口誠也』の個展”super smooth”が併催。


中では『宮本浩希』の〔1/456,533〕が
その発想を含め面白い。

占いコーナーに書かれている
本日のラッキーワードやラッキーアイテムを撮影、
それがランダムに組み合わされ、
三つセットで画面に提示される。


まぁそうした、提示されているそのものに
何のエビデンスがあるんですか?との疑問は常々持つところ。

以前、ある占い師が
サッカー日本代表のW杯出場の可能性は半々」と
占っているのを見て大爆笑した記憶が甦る。

だって出場できる・できないの可能性しかないわけで
本来の各々の確率は50%、それをどちらかに寄せて初めて占いの意味が出るわけで。

10円玉をトスし、表が出るのは半々と言っているのと同様なんだから。


あと、金持ちの緑の長財布伝説とか。
多くのFPを名乗る人が挙げているけれど、
お願い、エビデンスを出して!と思うっちゃう。

「多くの金持ちの相談に乗った結果」が惹句も、
それ何れも何人ですか?と疑問が生じまくり。

自分の身近な金持ちは誰も持ってね~し。
なんなら小銭はズボンのポケットでちゃりちゃりさせてたり、
お札はマネークリップの人も多いんですけど。


おっと閑話休題。こんなことを書いていると、
木乃伊取りが木乃伊になっちゃう。

今回は随分と社会の課題に切り込んだ作品が多い印象。

時代が求めたのか、審査員が求めたのかは判らんが。


会期は~11月14日(日)まで。