RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

川崎ミニガイドパネル展@東海道かわさき宿交流館 2022年3月27日(日)

以前にも似たような展示が有った記憶。 でも何か未見の場所やイベントを仕入れられるかと思い足を向けたのだが・・・・。 なんてことはない、二枚のパネル(説明と写真)で構成された案内は、まるっきり前にも展示されていたものの使い回し。 かなりがっかり…

ニトラム/NITRAM@チネチッタ川崎 2022年3月27日(日)

封切り三日目。 席数129の【CINE2】の入りは四割ほど。 タイトルの〔NITRAM〕は本作の主人公『MARTIN』の名前を逆さ読みにし幼い頃からちょっと違っている彼の蔑称として同級生等が用いたもの。 当然の様に本人はその呼称を嫌っている。 また…

ナイトメア・アリー@109シネマズ川崎 2022年3月26日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター5】の入りは四割ほど。 中世の画家たちは、絵画の中に多くの寓意を盛り込んだ。 神への畏怖や禁忌であったり、教訓であったりとその内容は様々だが本作の中にも、それを同じものが幾つか透けて見えてしまう。 放漫への…

ベルファスト@TOHOシネマズ川崎 2022年3月26日(土)

封切り二日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは六割ほど。 冒頭、イマイマのベルファストの空撮が流される。 揃った街並み、大きなドライ・ドッグとその近くには船の形を模した緑地帯。 「一年戦争」の際には「ホワイトベース」も羽を休めた美しい港湾都市…

アネックス展 2022@ポーラ ミュージアム アネックス 2022年3月19日(土)

後期の会期は3月18日(金)~4月17日(日)。 計三名、『菅野創・北條知子・寺嶋孝佳』の作品が並ぶ。 中でも注目したのが『北條知子』の作品。 添えられた彼女の言葉がその内容を雄弁に物語る。 何れもが往時の週刊誌等の見出しをコラージュしたもの。 〔やかま…

光陰悠々@UNPEL GALLERY 2022年3月19日(土)

「第8回大学日本画展」は「多摩美術大学日本画研究領域修了生4人展」とのことで、こちらは卒展なのね。 件の四名は『金子雄飛/小堺百笑/高橋優介/陳美玉』で「五大美」でも目にしているハズだけど、こちらは大小合わせて二十近い作品が並んでおり、やはり…

武蔵野美術大学大学院修士課程日本画コース修了制作展@佐藤美術館 2022年3月21日(月)

「令和3年度」の卒展とされている。計九名の作品が並ぶ。 その半数以上が日本人の名前ではないようだが、最近多いね、このパターン。 まぁ自分としては、作品が良ければ、そんなことは二の次三の次。 中でも面白く観させて貰ったのが『寺野葉』の〔まつ〕。…

江口寿史 RECORD展@Bunkamura Gallery 2022年3月21日(月)

画集の「~『RECORD』出版記念~」とも書かれている。 会期は~3月31日(木) までも、当人が滞廊時にはサイン対応もしてくれる由。 勿論、グッズを3,000円以上購入、との条件が付き、それが為か、館内で一番混雑しているのは出口に近いグッズ売り場(笑…

本田晋一 作品展@ソニーイメージングギャラリー 2022年3月19日(土)

「7 years in 上海 ”質感の王国”」。 実はあまり期待せずに、移動の中途で足を向けたのだが、これがどうしてなかなか。 タイトルから想定される、作者が七年間に渡って居住した上海でのスナップの数々。 ちょっとだけ、昔の日本にも見ているような。 でも独…

2022フォックス・タルボット賞受賞写真展@写大ギャラリー 2022年3月19日(土)

これも一種の「卒展」かと思ったら、受賞者の履歴を見るとそうでもなさそう。 学内のコンクールとの位置付けかな。 受賞者の一覧は、念のため、コピペしておいた方が良いかしら。 第一席 「場と物」 原加那子(芸術学部写真学科4年)第二席 「Amayekio」 金…

THE BATMAN-ザ・バットマン-@109シネマズ川崎 2022年3月12日(土)

封切り二日目。 席数118の【シアター3】の入りは八割ほど。 「目には目を歯には歯を」は「ハンムラビ法典」での報復律だが同様の文言は「旧約聖書」にも見え、これに対して『イエス』は「新約聖書」の中で戒めるわけだが凡庸な我々は、当然の様にそうした…

第45回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展@国立新美術館 2022年3月5日(土)

会期2月26日(土)~3月5日(土)の一週間なので(月曜は休館日)、自分が訪問したのが最終日。 それもあってか、場内は多くの、特に若い人で賑わっていた。 コロナの影響もあり、ここ数年は行けたり、行けなかったり。 「卒展」のハナを切る「藝大」のそれに至…

噺(はなし)を写す@FUJIFILM SQUARE 2022年3月5日(土)

小さい頃は「落語」番組をよく見た。今に比べればはるかにテレビで放送される頻度は高かった。 勿論、子供なりの拙い知識なので、「サゲ」は判らない時も多かったけど、「マクラ」はそれなりに、中途の表現だけでも随分と楽しめた。 そんな「噺家」の「高座…

I'm here.@UNPEL GALLERY 2022年3月5日(土)

そのサブタイトルもあり、時節柄「卒展」と思って足を向けたら、既に卒業した人たちの展覧会なので。 確かに「第7回大学日本画展 武蔵野美術大学 日本画学科卒業生グループ展」と、書いてあるわ。 当該グループは『岡田好美/佐藤慧/都築良恵/中島綾美』…

余命10年@チネチッタ川崎 2022年3月6日(日)

封切り三日目。 席数284の【CINE5】の入りは三割ほど。 エンドロール直前、本作の原作者『小坂流加』への献辞が示される。 何のこと?と、かなり戸惑う。事前の知識も無く観に行ったものだから。 調べて分かったのは、彼女こそ主人公の『茉莉(小松菜奈)…

大志学園卒業制作展@佐藤美術館 2022年3月5日(土)

「大志学園」って、あまり聞かない名前だなぁと、思っていたが、 二つの学校の複合体なのね。 会期は明6日が最終日とのこともあり、会場内の各階で来場者の姿を見かける。 中でも面白く観させて貰ったのが、『趙暁婧』による〔家で草が生えた人〕。 四枚組…

AC部「異和感ナイズ展」@クリエイションギャラリーG8 2022年2月26日(土)

そもそも「AC部」って何よ?との基礎知識から欠落している。 館内に展示されている動画を含めた作品はどれもが思わずニヤリとしてしまうも、 ただそこに在るのは違和感と言うより思わぬ発見。 意外な場所に置かれている作品が指し示すように。 会期は~3月…

whereissheus@ガーディアン・ガーデン 2022年2月26日(土)

同所が主催する「写真1_WALL」で嘗て入選以上を果たした『池崎一世・佐藤麻優子・染井冴香』による三人展。 とは言え各人が各々の作品を持ち寄るわけではなく、トリオとして制作にあたり、カメラをとっかえひっかえしながら、ある時は三人で、またある時は二…

西野壮平写真展@キヤノンギャラリーS 2022年2月26日(土)

「線をなぞる "tracing lines"」との副題が付けられている。 何のことかと訝ったら、一つ場所を一枚の写真で表現するのではなくトリミングした大量の写真をコラージュすることでそれを行っている。 結果、そこに存在する景色だけでなく、居る人々も詳細に取…