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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

第45回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展@国立新美術館 2022年3月5日(土)

会期2月26日(土)~3月5日(土)の一週間なので(月曜は休館日)、
自分が訪問したのが最終日。

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それもあってか、場内は多くの、
特に若い人で賑わっていた。


コロナの影響もあり、ここ数年は行けたり、
行けなかったり。

「卒展」のハナを切る「藝大」のそれに至っては
事前予約が取れずに行けず仕舞い。

早く、通常の状態に戻って欲しいものだと
切に願う。


それはさておき標題展。

何時も思うのは、
独創性ありまくりのもの、インパクトがあるもの、
キャッチーなもの、映えるもの、
の違い。

あとあと、思い起せるのは
やはり前二つの何れかを持つ
或いは兼ね備える作品。


で、今回で言えば
多摩美」の『岡本莉奈』による
〔平等の標本〕。

{銅版画}で刷られた作品をコラージュした三連もの。

思わず、「memento mori」と呟いてしまう。


並んでいるのは凄い物量なので、
全て観て回るだけでも疲労するのだが、
それをついぞ忘れてしまう作品も
中には幾つかあることの素晴らしさ。