「第8回大学日本画展」は
「多摩美術大学日本画研究領域修了生4人展」とのことで、
こちらは卒展なのね。
件の四名は
『金子雄飛/小堺百笑/高橋優介/陳美玉』で
「五大美」でも目にしているハズだけど、
こちらは大小合わせて二十近い作品が並んでおり、
やはり一点だけを観るのとは
印象も変わろうと言うもの。
(展覧会の)タイトルにもある様に
時の移ろいをモチーフにした作品が多いようだが
気になったのは
『小堺百笑』が描くところの〔そっぽ〕。
まさしく
うら若い女性が、どのようなシチュエーションか
あさっての方向を向いている。
左手はちょっと変わった形に捻じ曲げられ、
少しだけ目に入る口の様子から
拗ねている様にも見える。
直前に起こったかもしれないドラマを
ついつい創造してしまう。
会期は~4月3日(日)まで。