同賞を受賞した『加瀬透・川尻竜一・窪田新』の三人展。
場内はグラフィック作品が
所狭しと並ぶ。
毎度ながら、いや例年にも増して、
今回は見かけたことのある作品が過少に思えるのは、
この一年、外に出かける機会がめっきり減ったからかもと
独りごちる。
ある意味、新鮮な感覚で向き合うこともできるわけで
中でも『窪田新』の〔人生、山折り谷折り新聞〕などは、
一瞬きょとんとし、次いで可笑しみが襲ってくる楽しい仕掛け。
発注サイドである「静岡新聞」の
裁量した度量に感服する。
会期は~6月16日(水)まで。