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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

田原桂一 表現者たち–白の美術館–@ポーラ ミュージアム アネックス 2021年5月5日(水)

非常事態宣言が発出され、
国や都が運営する美術館は当然に休館。

企業や個人が運営するものは対応が分かれ、
やはり休館するもの、特に変わらず営業を続けるもの。

その中で標題館は、一時取り止めていた
事前予約制を復活させての営業継続。

入場前の検温と手指の消毒は変わらずも、
多少の手間で作品を拝見できるのだから、
有り難いことには間違いなし。

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田原桂一』は物故者で、マルチタレントながら
本展で並んでいる作品は写真、
それもタイトルにあるように
TV番組「白の美術館」出演者のポートレイトが主。

指揮者、役者、笙の奏者、デザイナー、アーチストと
本邦の人物が対象なら、その多くは名前を知っているし
時として耳目にする人々。

番組の映像も流れているので、
余計に身近に感じることもこれあり。


対して『ヨーゼフ・ボイス』や『クリスチャン・ボルタンスキー』などを写した
ポートレート〕のシリーズともなると
同様に名前は機知も、ちょっとだけ縁遠く思えてしまう。

もっとも、どのような人物であれ、
画面に向き合えば、被写体の精神性までをも
捉えた一枚に眼が吸い寄せられてしまうのだが。


会期は~5月30日(日)まで。