例年開催される、個人コレクターの
コレクション展は
持てる者の社会還元と勝手に捉え、
普段は触れることの作品群を拝見できる又とない機会。
会期は~4月24日(日) まで。
日本はもっと、こうした篤志活動が
増えて欲しいもの。
折角の美術品を秘蔵したままなんて
勿体無いったらありゃしない。
おっと閑話休題。
「POLA ANNEX」でも開催された
『中村萌』の作品を、ここでも観ることができる。
しかも、かなりの数を。
また、『水戸部七絵』の〔Sexy Rock Alien〕は
『デビッド・ボウイ』が『山本寛斎』の意匠に身を包んだ写真から想を得たもの。
絵の具の分厚い塗り重ねが、服の質感と共に
中に秘めた肉体をも感じさせる不思議。
同館では丁度、写真のイベントも開催されており、
エントラストでは係りの人がパネルを持ち案内を。
標題展は、その会場までの途上に展示され、
まるっきり興味が無い人が行き交う中での鑑賞は
かなりシュールな雰囲気。