RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

チア☆ダン@109シネマズ川崎 2017年3月19日(日)

封切り九日目。

広瀬すず』が露出度の高いコスで
チアを演るってんで、世のおぢさん達が
大挙して押し寄せていると噂の標題作。

実際は当該層は勿論だが、
お子達を複数連れたお母さん方も多い。

なので
席数103の【シアター3】は満員の盛況。


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「女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」
とのサブタイトルが冠されいるので、
本作は(イマ流行の)実話であり、最後は成功で終わるコトも
予め指し示されている。

なので、全編を通しての興味は
彼女等がどのようにしてそこに到ったかの
過程の描写にあるわけだ。


尤も、この様な設定で、
それほど過去作と大きく異なるエピソードを盛り込むのは難しく、
ある意味、王道的な造りになっているのは事実。

それでも生徒達の目標達成だけでなく、人間としての成長を、
その指導教員『早乙女(天海祐希)』の成長にもに重ね合わせるのは
なかなか斬新な気もする。


で、肝心の『広瀬すず』は相変わらずの元気印。
弾けるような笑顔が常にも増して印象的で
先に挙げた露出は、実際はたいしたことはないけれど、
おぢさん達は十二分に癒されるかと。


評価は、☆五点満点で☆☆☆☆。


もう十年以上前の作品であり且つ
興業的にも振るわなかったけど
シムソンズ〕は比較的良く出来ており、
その後の幾つかの作品の嚆矢となる内容だったと
個人的には思う。

題材的にもカレントで、
登場人物達の何人かは、(今でも)現役であることも
興味を増幅させる要素になっていたし。