封切り二日目。
席数130の【シアター2】は満員の盛況。
本作は後編に向けてのイントロダクション的な位置付け。
先に挙げた二つの要素を判り易く描くことに腐心しており、
それが甚だ上手く行っている。
先に挙げた二つの要素を判り易く描くことに腐心しており、
それが甚だ上手く行っている。
普段我々は紙誌での棋譜やタイトル戦の動向でしか
彼等を知らない訳だけど、考えて見れば棋士とて一個の人間、
個人的な問題や悩みを皆が皆抱えているハズで、
それらを印象的なエピソードを使いながら
丁寧に積み上げている。
彼等を知らない訳だけど、考えて見れば棋士とて一個の人間、
個人的な問題や悩みを皆が皆抱えているハズで、
それらを印象的なエピソードを使いながら
丁寧に積み上げている。
当然、幾人かは
実在の人物を彷彿とさせ、
これってあの人かも、などと考えながら観るのも楽しいし。
実在の人物を彷彿とさせ、
これってあの人かも、などと考えながら観るのも楽しいし。
何れにしろ、全体としては上々の滑り出し。
後半部への期待がたっぷりと膨らむ。
後半部への期待がたっぷりと膨らむ。
タイトルが踏まえてでいるであろうイギリスの諺は
「3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る」。
「3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る」。
果たして多くの登場人物にとっては
暖かな四月が来るのだろうか。
暖かな四月が来るのだろうか。
評価は、☆五点満点で☆☆☆☆★。
まるっきり違和感が無く、日本の特殊メイク
(デジタル補正はされているかもしれないけど)の技量の向上にも
驚かされる。
(デジタル補正はされているかもしれないけど)の技量の向上にも
驚かされる。