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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

新井卓 第41回木村伊兵衛写真賞 受賞速報展@川崎市市民ミュージアム 2016年7月24日(土)

標題の様に告知され
HP上にもこんな展開がされていたら
矢も楯もたまらず駆け付けるでしょ。

ところが行って見てびっくり、とんだ肩透し。

展示されているのは一点のみ。

それ以外の解説のパネルの方が量が多いんだから
なにをかいわんや。

挙句の果てには「受賞対象になった写真集は
三階の図書室に収蔵されているので
受付に申し出る様に」などと書かれているのを見た日にゃ~あなた。

激しく脱力してしまった。

会場も【アートギャラリー2】と提示されていれば
それを全面に使っていると、ふつ~思うし。

会期は幸いなことに本日が最終日。
こういった紛らわしい告知に惑わされる人が
これ以上でないことがせめてもの救い。


で、ささくれだったその気分を抑えてくれたのが
こちら
会期は~7月31日まで。

嘗て河川敷に在った「多摩川スピードウェイ」で開催されたレースの写真が
たっぷりと展示されている。

時期は第二次大戦前。

出走した車の名前を見れば驚く、
ベンツにブガッティ、フォードなど等。
それに伍して奮闘する国産車

中には、外国車を改造して出場した『本田宗一郎』の名前と
クラッシュして外に投げ出される瞬間。

よくまあ、こ~いった刹那を捉えたなと
感心しきり。

そしてこのような熱意が
その後、国産車が世界を席巻する萌芽になるんだと
胸が熱くなる。

先のがっかり感を補って余り有る。