女性作家シバリの展覧会。
中には見知った、或いは
記憶にある名前もちらほらと。
事前の予約は不要も、
入場時には検温と手指の消毒。
この手の展覧会にありがちな、
周囲は色々とかまびすしい。
でも、個人的にそう言った要素への関心は薄いので、
眼前に置かれた作品だけに虚心坦懐に向き合う。
以前、妊娠したラブドールとのコンセプトに刮目した『菅実花』だが、
今回の作品は球体関節人形を扱った〔A Bath〕。
その写真同様、ややもやっとした印象。
『スプツニ子!』の作品は2010年の〔生理マシーン、タカシの場合。〕
こちらは前に観たことがある記憶。
『金仁淑』の写真からはどうにもハイブリッドな印象を受けると思ったら
在日コリアンや独逸へ移住した韓国系の人々の生活を撮ったものなのね。
なんとも混交な感じだけど、こうして文化は交わって行くものなのだろう。
計十一名の作品が展示され、
会期は~9月6日(日)まで。