「TOKAS Project Vol. 6」とも書かれている。
【1階】【2階】【3階】の全ての入り口に
標題の共通タイトルと作者名を記したプレート。
同館では、嘗て無かったと記憶している仕立て。
展示は『ジャン=マキシム・デュフレーヌ&ヴィルジニー・ラガニエール、
ミシェル・ウノー、國分郁子、
ジェン・ライマー&マックス・スタイン』
の、四名(組)。
『ミシェル・ウノー』の作品は「3.11」以降の東北地方の映像と写真。
次の津波から守るために造設された高い堤防と自然の対比。
がらんとした駅前のロータリーに比し、
高台に移設され犇めく住宅。
何れも人間の営みではあり、災害への備えではあるものの、
心の隅に引っ掛かる様な違和感。
『ジェン・ライマー&マックス・スタイン』の作品は
都市の中で採集された音の再生。
人や自然の営みの結果発生する音は、
街が立てる呼吸音のよう。
高架の下では、こんな音がしてたんだ、と
改めて認識をする。
会期は~11月12日(日)まで。