一般の入場料は100円。
自分の『芥川』体験は
父親が買い与えてくれた〔芥川龍之介名作集〕。
「偕成社」の「(少年少女向け)現代日本文学全集」ながら
〔地獄変〕や〔海のほとり〕〔河童〕までもが収録されており、
ホントに子供向け?と、
今となっては思う。
とは言え、その頃からの『芥川』好き。
本展を観逃すわけにはいかぬ。
が、『芥川』本人の写真や愛用品、生原稿は過少。
出版物は多くあるものの、
主たる展示は本人が目にし、経験したであろう東京を
写真や絵葉書、地図等で振り返るモノ。
中には同館お得意の煙草関連のグッズを集めたコーナーもあり
(勿論、当人の愛用ではない)、やや数合わせの印象も強い。
少々、期待外れの中身ではある。
会期は~11月12日(日)まで。