所謂「所蔵作品展」ではあるものの、
一捻りが効いている。
一捻りが効いている。
標題にあるように九十年前、昭和一桁台の東京の風景の
{版画}作品がずらり並んでいる。
{版画}作品がずらり並んでいる。
先ずは「無料」であることが有り難い。
次いで数が六十近くあるのも素晴しい。
次いで数が六十近くあるのも素晴しい。
版画家の人数は計八名。
なので一人あたり七点の検討。
なので一人あたり七点の検討。
風景であることは以外は、表現の方法も
選んでいる場所もさまざま。
選んでいる場所もさまざま。
それでも「関東大震災」から立ち直った帝都の
更なる勃興を遂げようとしている姿は共通。
更なる勃興を遂げようとしている姿は共通。
同内容を、写真で見ると言う手も
当然あったろう。
当然あったろう。
その方が、周囲の状況も含め
仔細に汲み取れるかもしれない。
仔細に汲み取れるかもしれない。
今とあまり変わらない「銀座線」の車両。
まだ緑青になっていない「ニコライ堂」。
まだ緑青になっていない「ニコライ堂」。
こういった情景が、ぱ~んと目の中に飛び込んで来て、
往時との違い、或いは変わらぬ様子を確認することの楽しさと言ったら・・・・。
往時との違い、或いは変わらぬ様子を確認することの楽しさと言ったら・・・・。
会期は~1月23日(月)まで。
時間を割いて駆け付ける価値のある展覧会。