正式なタイトルは〔東北・沖縄〕。
富山生まれの『田附勝』が「東北」を撮り
沖縄生まれの『石川竜一』が出身地を撮る。
沖縄生まれの『石川竜一』が出身地を撮る。
南北に長い日本列島、全国を旅した写真家の回顧展でもないかぎり、
これだけ異なる風俗の写真を一覧できる機会はそうはない。
これだけ異なる風俗の写真を一覧できる機会はそうはない。
海の色が違う、空の色が違う、人の面立ちだって違って見える。
勿論、「神」に対しての向き合いも違う。
勿論、「神」に対しての向き合いも違う。
異邦人だから判ったり気付いたりすること、
またその逆も当然あるだろう。
またその逆も当然あるだろう。
或いは、なまじ近しく知っているだけに
目をそむけたくなるシーンも多いかもしれない。
目をそむけたくなるシーンも多いかもしれない。
しかし二人の写真家はそれらを全て呑み込んで、
スナップとして切り取る。
スナップとして切り取る。
特に〔沖縄〕の写真は、こんなアブナイのを
人目に晒してイイのか?と思える作品が多々。
人目に晒してイイのか?と思える作品が多々。
作家として、対象へと真摯に向き合う姿勢をそこに見る。
会期は~9月19日(月)まで。