この後、幾つかの訪問予定はあるけれど、
今年の「卒展」は数が稼げていないのと、
唸ってしまう作品が少ないのも、ちと辛いところ。
今年の「卒展」は数が稼げていないのと、
唸ってしまう作品が少ないのも、ちと辛いところ。
なので、比較的良作に邂逅できる確率の高い標題展は
期待するところ、大。
期待するところ、大。
で、正直、今期のベストバウトと言って良い内容。
堪能させて頂いた。
堪能させて頂いた。
幾つか挙げれば、
先ずは『常信明子』の〔ことぶき〕。
野球のボール大の可愛い《手毬寿司》が幾つも並ぶ。
酢飯の上に乗っているネタは、
サーモン・小肌・冬菇・子持ち昆布と多様。
素材は共通なので、何れも陶器のように
つるんとした質感なのだが、
描かれている素材の表現が半端なく素晴らしい。
なんか、凄く美味しそうに見えちゃう。
先ずは『常信明子』の〔ことぶき〕。
野球のボール大の可愛い《手毬寿司》が幾つも並ぶ。
酢飯の上に乗っているネタは、
サーモン・小肌・冬菇・子持ち昆布と多様。
素材は共通なので、何れも陶器のように
つるんとした質感なのだが、
描かれている素材の表現が半端なく素晴らしい。
なんか、凄く美味しそうに見えちゃう。
『川崎美波』の〔ながれゆく日々〕。
何の変哲もない日常の風景、
冬の寒いに日にほうっと息を吐く若い女性
電車の窓から見える景色
バケツ一杯に溜った水、
それらが刻々と変化して行く!
描かれた絵の一部が切り取られ、
背面に在るディスプレイに映された画像が反映される。
ワンアイディアだけど、これこそアナログとデジタルの融合。
日頃、マーケティングで悩んでいることを
あっさりと体現して見せる。素晴らしい。
何の変哲もない日常の風景、
冬の寒いに日にほうっと息を吐く若い女性
電車の窓から見える景色
バケツ一杯に溜った水、
それらが刻々と変化して行く!
描かれた絵の一部が切り取られ、
背面に在るディスプレイに映された画像が反映される。
ワンアイディアだけど、これこそアナログとデジタルの融合。
日頃、マーケティングで悩んでいることを
あっさりと体現して見せる。素晴らしい。
日本画では『藤木貴子』の〔にじむ〕も上々の出来。
押し並べてクオリティが高く、
時間を持て余すことが無かった。
時間を持て余すことが無かった。
いやいや、来て良かった。