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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

初期浮世絵から錦絵誕生まで@川崎・砂子の里資料館 2015年3月19日(木)

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存在自体は知っており、
しかし日曜・祝日は休館のため
なかなか行く機会が無かった。

場所は【砂子通り】沿い【東海道かわさき宿交流館】よりも【京急川崎】寄り。

標題店の会期は~3月28日(土)まで。
菱川師宣から鈴木晴信まで」の副題が冠されている。

開館の10時少し前に着。
ちょっと待つかなと考えていたら、
中から係りの人が出て来て
ちょっと早いけどどうぞ、と
招き入れてくれる。
有り難い、有り難い。

館内はかなり薄暗い。
記帳をさせられ、更には順路をきっちりと指定される。
こう回って、こう行って、最後は入り口に出て来ます、と。

いや、その親切は嬉しいし、
たしかに並びは古い作品~黒一色→漆絵→紅絵→錦絵と、
経年と共に技法も進化する並びになっているのは理解できるんだけど・・・・。

判っているんだから、好きにさせて欲しいとの
思いもある。

まぁ順に観て行けば、流れも良く理解できるんだけどね。


つい目が行ってしまったは『春信』の二作。
〔風流浮世寄花 新枕 初開梅〕
〔菊見の男女〕
ど~にも、こ~にも艶っぽい。
特に後者は、人前でこんなコト
ホントにしてたんかいなと、
観ている側が思わず赤面してしまう。

まったき、庶民の娯楽だったんだねぇ。


タイトル
作者
年代
手法
等がきちっとつけられ、
場合によっては作者の一言メモも添えられる展示手法も丁寧だ。