「オープニング記念 第三弾」とされている。
会期は訪問当日が最終日。
目当ては『奥村彰一』の方も
展示されている作品群にはややの違和感。
正面には畳三畳ほどの大作、
それ以外には十点ほど。
で、そのほとんどが
「セミオリジナル」と付されている{シグレー}。
値段は約50㎝四方で十万円ほど。
肉筆だと三十万以上の値付けなので、
これも売るための、ある種の方便か。
実際、幾点も赤丸シールはついており。
が、〔おねえ山水〕で始まったものが
次第にその形式だけを残した{美人画}にシフトしている感想。
だんだんと、コマーシャリズムに寄せた
凡庸にならぬと良いが・・・・。