RollingStoneGathersNoMoss文化部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、文化部の活動報告。飲食活動履歴の「健啖部」にも是非お立ち寄り下さい

1440@佐藤美術館 2016年8月27日(土)

正式なタイトルは
「2016年多摩美術大学大学院日本画研究領域2年生展」。

冒頭の数字の意味は
十角形の内角の和。

出展者が十人なので
(10-2)×180=1440
との数式によるものらしい。


イメージ 1



本日が会期最初の週末。
オマケに14時からはワークショップも開かれるとあって
会場内はそこそこの入り。
しかも若い女子の姿多し。


知った名前が二つ。


一人は『奥村彰一』。
〔おねえ山水〕が三点並ぶ。

内、一つは既見だけれど
残り二点はお初。

いいね、やっぱり。

アメリカナイズされた要素も取り込み
どこの世界観だよって、ニヤリとしてしまう。


もう一人は『三鑰彩音』。

ここで観ている
たまたま、だろうけど、この時も『奥村彰一』の作品が並んでたのよね。

三点のうち一点は、その時に観惚れてしまった〔曖昧〕。
大胆な筆遣いの中に仄かな心の揺らぎが感じられ、
改めて、良い作品だと確信する。

ただ、他の二点は、タッチからすれば
まごうかた無き同一人物の手によるものなんだけど
ちょっと異質さを感じ、とゆ~か、上手く表現できないけど
先の作品が飛び抜けて良質。


他の八人の作品も
似通ったところが無く、各々の個性が随分と楽しい。